会津重要文化財と東山芸妓を訪ねるという建築家協会忘年会のお誘いがあり、参加してきました。

 会津若松インターAM10:00集合ですが土日は高速道路を使わない主義の小生、土湯峠経由で一路会津へ。集合場所に一般道から行ったため、会津の会員に少し驚かれる。

① はじめに「延命寺地蔵堂」別名「藤倉二階堂」。
807年創建で現建物は室町初期~後期1,300年代建造、棟梁は飛騨工水口八右ェ門。周囲に円柱で支えられた下屋があり二階堂に見え、上屋根は扇型配置垂木となっている。国重要文化財。
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② 次は「八葉寺阿弥陀堂」。
964年創建され、現建物は室町後期。垂木での軒の出以外に茅葺部分が深く、雪国ならではと感じた。国重要文化財。
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③ 続いて、ご存知「新宮熊野神社と長床」。
銀杏の季節は過ぎ、今回は牛の匂いもしませんでしたが、いつ行っても素晴しい。国重要文化財。
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 昼食時に幹事の会津の会員さんが「今日の忘年会は若葉ちゃんがくるから・・」と。芸妓さんの名である。妙な胸騒ぎがしたので「若葉ちゃんって何歳ですか?」と聞く。すると・・「若葉ちゃんには幼少の頃お世話になった」とのこと。たしか彼は昨年還暦を過ぎたはず・・・。予感的中。

写真が多くなってきたので次回へ続きます。