寒風にタバコをふかす。どうしても寒いので喫煙時間は短くなります。

 今では当たり前のことのようになってますが、喫煙者への風当たりは冬の西風より強いです。2倍近く値上がりしたのは昨年だったでしょうか。今の厚生大臣は喫煙者を親の敵のように思っているようで、数ヶ月前にはまた値上げをすると言っていましたが、親父狩りのようだの批判により値上げはひとまず見送られたようです。

 10年ほど前、12歳下のお嫁さんをもらった知人のAさんは僕と同じ歳です。当時「法律に触れるんじゃないの・・」などと冷やかしたものです。僕は同じ歳の女房殿のため、まったく未知の世界を覗くようでした。そういえば風の便りで、今年、芸能人の間ではそんなケースが多発したようです。話題にのぼるということは、世の男性にとってはある種の憧れ的なところがあるのかもしれません。

 しかし、そんな甘いものではありません。

 あれからA夫妻には2人の子供さんが生まれ、幸せに暮らしています。
そして婦人はAさんの健康にとても気をつけるようになりました。Aさん40過ぎでの子供達です。少なくても成人するまでは元気に働いてもらわないとなりません。それは至極当然なことです。

 お酒の好きなAさん。晩酌は牛乳になりました。カロリーの多い肉などもタブーです。喫煙なんてもっての外。彼は奥様に隠れてタバコを吸わなくてはならなくなりました。タバコの香りなどしたら大変です。「私たちをおいて逝くことになったらどうするの・・」などと正座で説教を聴かなければなりません。奥様はAさんを思ってのことです。

 それを思うと、僕が「外で10回深呼吸してから入って来て」などと言われるくらい我慢しなければなりません。
それにしても今晩は冷えます。タバコより体に悪いかも。でも喫煙者は負けません。あ~ぁ~さぶぅい。

null