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「有能な職人は寡黙で気難しい」 というような事をよく聞きます。 逆に「雄弁な職人は注意せよ」とも言われます。 私自身、これまで印象に強く残る職人を思い浮かべた時、 確かに殆どが寡黙な人であり、気難しい人です。 (注:写真と本文は直接関係ありません) ...

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木造の建物では、樹は色々な形で使われます。 通常は先回ご紹介したように、製材という事で 四角形の形に整えて使いますが、 樹の形をそのままいかすような方法もあります。 写真は今回のプロジェクトで使う杉の根曲がり材を 鉞(まさかり)で荒削りをしているところ...

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4月から、いよいよプロジェクト2で使用する木材の 製材作業が始まりました。 その中で、今回使用する材で一番の長尺材の製材に 立ち合いました。 材は製材所の間口より長く、運び入れも簡単ではありません。 材の長さはなんと46尺! 建物の屋根の隅木となり...

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前回は材が切り出された山の写真を掲載しましたが、 「育ちが遅い」という特徴を持つ山から切り出された樹は 写真のように、将に目がつんでいる良材です。 直径は75㎝くらいもある樹です。 年輪は樹の歴史が刻印されたものです。 この年輪を見れば、その樹がどのよ...

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最初の作業は屋根の改修です。 写真は瓦を葺いているのではなく、 既存の瓦の一時撤去作業の写真です。 これから更に建物を使い続けるため、 屋根の一部を野地板(瓦の下の板)まで撤去して、 構造用合板に張替え、構造的な補強を行い、 下葺き材も新しくします。 ...

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私が所属している「越後にいきる家をつくる会」の関係で、 もう一つのプロジェクトが進行していますので、 こちらも紹介させて頂きます。 このプロジェクトに関わる重要な材が切り出された山の写真です。 新潟県の北部に位置する山ですが、 特徴は「木の育ちが遅い...

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1年余りの打ち合わせ期間を経て 関わらせて頂いている一つのプロジェクトが いよいよスタートとなりました。 打ち合わせを重ねながら、 予算枠にはなかなか収めることは難しいと感じつつも、 最終的には優先順位を整理して 施主様の想いを少しでも多く、 そして良...

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「現場よもやま話(2)」で、 基礎について書かせて頂きましたが、 今回も《基礎》の話です。 近所のとある業者の現場。 住宅の基礎工事を行っていますが、 良く見かけるベースコンクリートを先に打設。 打設は昨日の事。 今日は立ち上がり部分の型枠組み作業を...

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木造とはいえ、近くの分譲地で建っている住宅の骨組みを見ると、 いつも間にかその「主役」が金物となっているように感じてしまう。 金物をたっぷり使えば「強い建物」という印象になり、 特殊な金物工法が巾をきかせている。 これはもう「木造」とは言い難い感じが...

この冬の季節、何故に「田植え」の話なの?と 思われるかもしれません。 しかし、これは農業の話ではなく、建築に関わる話です。 建築の基礎工事が終わると、 基礎コンクリートから、ニョキニョキとアンカーボルトという、 土台等を固定するボルトが出ています。 ...

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