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さて、塗り壁の施工の前準備として、
養生テープ張りという作業があります。
塗り壁の材料を塗る時に、材料が他の部分に付かないように、
予めテープを張り、塗り終わった段階で剥がします。
これを行わないと、色々な所に材料が付着し、
後で大変なことになります。
これはとても大切な作業になります。

この作業、一回目の時もそうでしたが、
私の方で塗り作業の前日に行いました。
この作業も、時間さえあれば、当然施主の方にやって頂きたいのですが、
現在進行形で進んでいる現場で、施主の作業可能な日を考えますと、
仕方のない選択でした。

また、既存のビニールクロスの上に塗れる材料ではありましたが、
その壁紙の状態が良くない所は、
はがしてしまうという処理も必要となります。

このあたりの作業は、材料を購入したメーカーの担当者に
お願いをすることが出来ました。

冒頭の写真は、その作業の様子です。
状態の悪い壁紙をジョイント部分まではがし、
壁紙の裏紙まで、きちんと取る作業をして頂いているところです。
見ていても、なかなか大変な作業だと感じました。

わずか数万円の材料を購入しただけで、
ここまで協力を頂いた事に、感謝しかありません!

施工業者の工程表から、
下塗り2日間、そして一週間後に上塗り2日間の日程を決め、
施主に仕事の休みの段取りをして頂きましたが、
下塗りに入る段階で、工事の進行が工程表と狂いを生じ、
施主にとって頂いた休みの日に下塗りの施工が出来なくなり、
急遽、下塗りは本職の左官屋さんにお願いする形と
せざるを得なくなりました。

施主施工当日の様子は「その4」で。