今日の福島は初めての小雪が舞う。こんな日はゆっくりお風呂に入りたいものである。

 2週間ほど前、木製風呂桶が壊れる。我が家建築16年で3代目の風呂桶を求め、2代目購入店へ行く、が売ってない。そこで売っていたと思われる店を片っ端から廻るがまったく見つからないのである。プラスチックの風呂桶は味気なく使いたくない。困り果てネットで探すと、検索で一発で見つかる。この2週間は何だったんだろうと思った。
売っていないということは、木製風呂桶を買う人が少ないためなのだろうが・・。

 設計者としてお風呂を考えると、そこは体を洗うだけの空間としたくない。日々を振り返り、明日を考えたい。そして新たな発想、ひらめき・アイデアを生み、考えをまとめる場としての特別な空間としたい。裸で考えられる場所など他になく、そんな事を居室で行えば、たちまち変人扱いされてしまう。そこでの時間は複雑な物事をシンプルに考えられ、そんな場があれば「変わる」はず。しかしプラスチック空間での実現は難しい。本心を言えばユニットバスは出来るだけ避けたいのである。

 しかしユニットバスは掃除がしやすく、防水に優れているなどと言われている。そこで・・床面と床から40cmの腰壁だけプラスチックのハーフユニットバスを使い、腰壁から上の壁・天井をタイルとか、石、木などを使い瞑想空間を造る事が多い。

 我が家もハーフユニット(3階)であり、壁はモザイクタイルとレンガブロックであるが、窓を開けると新幹線が見えるおまけも付いている。その瞑想空間のパーツとしての木製手桶は捨てがたいものがあり、見つかってホッとしている。

 写真はすべて造作型の浴室です。
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