3.11 14:46 震災時、テーブル造作のためクライアントの実家蔵で天板材料捜索中だった。福島市周辺では蔵の被害が多くみられ、捜索中の蔵が頑丈で良かった。

 あれからあっという間の24日間だったが、再びテーブル天板捜索を実施。今度はじっくり見ることができた。伐採後20年以上経っているケヤキ。なかなかのものである。24日前まではテーブル1個作成予定だったが、実家でも座卓を作りたいとの要望があり、そちらもデザインすることになる。

材料がケヤキで硬く、虫にやられてる部分などもあり、なかなか手ごわい。ちょっと時間を頂き、素材を大事にしながらデザインしたいと話した。

 テーブルが1個から2個になったのだが、この24日でずいぶんいろいろな事が変わったと感じた。
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