今回のポツンと一軒家・古民家リフォーム、
普段のビフォーアフターとは違って、
ポツンと一軒家で生活する
建て主さんご家族の逞しい生活力が満載でしたね。

ポツンと一軒家を匠がリフォームSP「物置になった家」
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00190obrtk.html

そこにフォーカスされるのが、
ポツンと一軒家と大改造!!劇的ビフォーアフターとの
初コラボ番組ならでは。。。

しかし、そのお陰ではじき出された映像・・・
いや、そういう意味じゃなくて…(;゚ロ゚)
いや、ご苦労された施工の数々を番外編として、
皆さまにお届けするのが、匠としての私の役目。

実は現在、私の設計監理が進行中の仕事に
築190年の蔵の再生工事があります。
昨年末、ちょうど解体工事前でしたが、
この蔵の下屋部分の見事な緑青の銅板屋根、
下地の腐食部もあり、撤去予定でしたが、
もったいないなぁ・・・と感じていたので、
建て主さんへ、番組のことをご相談すると、
どうぞどうぞと快くご了承いただきました。

この銅板を加工することは、
築190年の蔵から築150年の古民家へ。。。
この貴重な体験を、是非学生にも体験させたい。。。

私が非常勤講師を勤めている静岡産業技術専門学校の
建築科1年生の有志にお願いしようと思いつき、
校長先生に相談したところ、
学校の課外授業として、
校舎の場所提供も許可していただきました。

https://www.sangi.ac.jp

1.静岡の蔵から撤去

2.そこでたたき台座のモックアップ確認

3.加工するたたき台座の製作

4.専門学校へ搬入して、学生の皆さんと加工

5.現場へ運んで施工のお手伝い

6.たたき台を収納棚へ再生転用

このような流れとなっています。
これをパッと思いついてからは、
各所連絡、段取り、スケジュールの調整・・・、
あっという間に整えましたが、
いやぁ・・・さすがです・・・と、自画自賛・笑。

で、番組をご覧になった皆さん
上の1.〜6.の流れで何かお気づきでしたでしょうか?

・・・・・ン、2.と3.あったっけ???…(;゚ロ゚)

そ、そうなのです。
あの銅板を叩いた台座は、静鉄ホームズの
大井川フレイミングセンターで、半日製作&ロケを。。。

https://www.shizutetsu-homes.co.jp/co-flaming/

オールカットでございました…m(__)mm(__)m

ここで製作された1600L×450D×4台を使って
学生有志の皆さんがたたき加工をおこないました。

大井川フレイミングセンターの皆さんには、
静鉄ホームズの前身、片瀬建設時代から
大変お世話になっております。

9年前の富士でおこなった大家族のビフォーアフターでも
もう一つの富士フレイミングセンターで、
躯体補強施工で、お世話になりました。
今回も、ご協力ありがとうございました。

大改造!!劇的ビフォーアフター内山家・Special Thanks!
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201103/article_13.html

 

このように、放映の裏には、
まだまだ、ご協力いただきました、
数々の人々の仕事が隠されております。
これから、少しでもその辺りに
スポットを当てていきたいと思います。


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