M8.8は、阪神・淡路大震災の180倍のエネルギー。
(下記、修正追記します)
断層のズレは、南北400km、東西200km、
観測史上過去最大で、
西側の断層の先端は、陸の真下までおよんでいるという。

それに、津波。
しかし、震源が24kmと浅かったため、
一気に押し寄せたようですが、
さらに、予想だにしなかった火災の起こり方。

漁船の燃料に引火した火災が、
流された漂流物に引火し、
それが、津波によって内陸部に共に運ばれて、
流れ着いた市街地で、火災を広げるという・・・。

静岡では、これまでに感じたことのない、
ゆっくりとした、しかし長い横揺れ。
気持ちが悪くなるような、異常な長さでした。

首都圏方面での帰宅難民。
東海地震で想定されていたことが、
東北地方の地震でおこるなど、
何もかもが、想定外の状況です。

街や空港を遅う津波、
原子力発電所の冷却ストップ、
臨海の石油コンビナート火災・・・。

建築に関わる人間として、
無力感を味わわざるを得ませんが、
一つ一つ、問題を克服していくしかあしません。

東北地方の友人の安否も気になります。
ぶり返した寒さも、追い打ちです。

東北地方の方々、首都圏地方の方々、
あらためまして、お見舞い申し上げます。

夜明けと共に、明らかになっていく
被害状況が、気になります。

皆さまのご無事を、祈るばかりです。

<追記1>
さらに、長野県北部で震度6強・・・とは、いったい・・・。

<追記2>
3/13、気象庁は東日本大震災のマグニチュードを9.0に修正。
これは、阪神・淡路大震災のM7.3の1450倍に当たる数値。

津波によって、ライフラインが通る道路さえ、
どこにあるのかが分からないような地域では、
救助活動、その後のライフライン復旧には、
大きな障害が予想されます。

震災前後NASA.jpg
NASAによる震災前(上)と震災後(下)の映像。