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前回の厨房の隣が写真のスペースです。

ここはリフォーム前は
居間として家族が集うスペースだったのですが、
7帖半という縦長のスペースで、
狭苦しい感じの部屋で「不満の種」だったそうです。

リフォーム後は、旧台所にあった食卓テーブルを置き、
もう一つの「食堂」スペースとなります。
もう一つの「居間」かもしれません。

主に食事をする所は最初に掲載した「和室」となるのですが、
椅子に座っての食事となると、こちらを使うことになります。
又、ちょっと本を読んだり、何かを書いたり、何かの作業をしたり
というスペースにもなるでしょう。

ここは1階では一番日当たりの良い部屋で、
私としては、厨房スペースと一体の部屋にして
リビング的に使う提案もさせて頂きましたが、
どうしてもこれまで同様に仕切りたいという要望が施主よりあり
これまでのアコーディオンカーテンの仕切りを
無垢の杉材の建具とし、上部には明り取りの欄間もとり、
厨房の明るさを確保する形で仕切りました。
(それにより、厨房部分は以前の薄暗い部屋から大変身しています)

こちらの床も厨房スペース同様、
既存の建材床の上に、施主による塗装をした無垢の杉板を張りました。
壁は、新たに杉板の腰壁を設け、
その上を施主施工の塗り壁仕上げとしました。