よく、1度口から出したことは実行するべきだ。と言われます。

この点で聖書には、『あなた方の「はい」は「はい」を「いいえ」は「いいえ」を意味するようにしなさい。』と書かれています。
つまり1度口から出した言葉は自分が言ってしまった事で、たとえ不利な立場、不利な結果になるとしても実行するべきである、という意味です。

つまり1度OK したらそれは必ずOKであり、1度だめと言ったらだめなのです。1度やると言ったからにはやらなければいけないですし、簡単に翻してはならないのです。
もしどうしても言った事を変更したいならばその旨、理由を相手に理解してもらう必要があるのです。それから変更すべきでしょう。
得にお金を支払う立場にある方は、それが即、信頼出来る人間なのか、それとも信頼できない人間なのか判断されてしまうのです。

これほど重要なことなのに、平気でこの「一貫性」と言う特質を無視する人が世の中にかなり大勢いるようです。
私も人からの信頼を勝ち得るために、いつも「はい」、は「はい」を「いいえ」は「いいえ」を意味するように、と言う言葉を座右の銘の一つに置いて気を付けたいと思っています。