木製建具の製作には、引き手やクレセント、
ピンチブロックなどに、
どのような建築金物を使用するかが決め手。

その選択を前提として、ディテールが決められます。
また木製建具のウィークポイントとなる
隙間風への対処には、隠し框形式とすると有効ですが、
この場合の引き手が、なかなか無い・・・というか皆無。

以前はあったのですが、今や廃番となって無くなり、
私の自邸兼アトリエには、沢山あるだけに少々残念。

木製建具も、住まいの気密性向上に伴い、
バージョンアップしないと、
木建てだからという逃げはしたくない。

いろいろなディテールを駆使しますが、
やはり、隠し框に優る気密仕様は見当たらない。

自邸では16年間使い続けておりますが、

木製建具の枠チリに対して斜めにビス留めしますが、

写真のように、取り付け側に突起がありしっかり框戸一体になりますので、

緩みやガタがまったく起こっておりません。



昔から懇意のベスト社に相談したところ、
それじゃ、作りましょう・・・ということに。

隠し框対応引き手の製作。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201401/article_5.html

私の住まいの完成に合わせて、何とか間に合いましたが、
製作個数100個...私は3個。。。
で、自宅用に3個。。。残り94個・苦笑。

ここは、建築家仲間に告知して、
この利便性の良い引き手を認知してもらいましょう。
・・・・・と、これも私に課せられた使命です。
皆さん、よろしくお願いいたします。

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 ・・・どうも、ありがとうございました。

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