瓦棒心木1.jpg

静岡物語2の屋根材は、ガルバリウム鋼板。
鋼板の両側にアルミ亜鉛合金処理をして、
ポリエステル樹脂仕上げした材料ですが、
これを瓦棒葺きとしています。

今回は、この瓦棒を心木有りタイプとしました。
最近は、この瓦棒の部分に、
心木の無いタイプが一般的。
私も通常は、心木無しなのですが、
今回は、将来太陽光発電パネルを
屋根上に設置できるようにするため、
荷重の受けや取り付け下地となるように、
心木有りとしています。

屋根下地1.jpg

また、屋根勾配が非常に緩いため、
ルーフィング自体に防水性能を持たせるため、
粘着付きゴムアスルーフィング厚1.0として
万全を期しております。

屋根の色は、珍しく白色。
天井裏がないために、
熱を吸収しやすい濃い色を避けて、
熱の反射率の高い白色を選定しています。

瓦棒の先端は、軒先としてそのまま出すと
四角い小口の処理が、美しくないため、
先端は絞り込むようにして、
瓦棒の小口(端部)が消えるように処理しています。

瓦棒先端00.jpg