Ks階段1.jpg
外部階段を製作するには、鉄骨骨組みというのが
まず、基本となりますが、
それが、取り付く建築の表情に併せて、
素材や施工方法を選択すると、
様々な表情を見せてくれます。

小田急線の生田駅界隈の沿線に経つ、
賃貸併用住宅の鉄骨階段。
厚さ12mmの鉄板とチェッカープレート、
ステンレスワイヤーによって構成され、
最小限の厚みのシャープな階段構成。
Ks階段2.jpg

これは、階段内部に光を導くために、
薄さを追求した階段となっています。

住まいのサービス動線の役割を持つ外部階段。
みぞ形鋼のササラに、厚さ60mmの米杉無垢板を
載せた木の柔らかさを表現した階段。
外部階段11.jpg

段板となる米杉は、カンナを掛けないで、
ラフソーンというノコ目引きにするのがミソ。
これが、すべり止めの役割を果たします。

スチール丸パイプの手摺には、
上部で横板を留め付けて、隣家との目隠しに。
外部階段12.jpg

いずれも、基本骨組みは鉄骨ですが、
シャープさと柔らかさの対極表現となっています。

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