ルネサンスの三大巨匠、ミケランジェロ、レオナルド、ラファエロ、
を生んだイタリアは、小生が建築デザイナーを志した二十歳代に
足を踏み入れたかった、デザインエッセンスが多く詰まった憧れの国であった。
その後この想いを凍結したまま、映画館での疑似体験などで済まし生きてきましたが、
振り返る年代を前にした、2006年1月、夫婦で参加した格安の観光ツアーで、
北部の商工都市ミラノに始まり、
南部の過密都市ナポリ港から遊覧船で断崖絶壁の島カプリに渡り、最終地ローマに到る、
わずか10日間で駆け抜けた旅でした
特に、州都ヴェネツィアにある、L字型のサンマルコ広場で
回廊付きの建物に囲まれた、サンマルコ寺院と対面したとき、
工法、技術と融合しながら、真髄を究めた華麗なる
装飾&造形美に深く感動し、生涯忘れることのない出会いに感謝しています。
null null