昨年暮れ、断熱屋さんと話す機会がありました。

「水発泡のウレタンフォームはほんとに画期的ですよね。

ご自宅も当然そうしているのでしょう?」

「はい。でも引越し当初は前が寒かったですからほんと快適でしたが、

最近ではそれが当たり前ですからなんとも思わなくなりました。

冬は冬らしく少しは寒くないと体がなまってしまうようで

ちょっと怖いです。」

人間は常にないものねだりをするものなのですね。


ちなみに標高1100メートルのヘムロックヒルでは断熱材は

グラスウール16KG/㎥厚み100mmです。気密性能なしの家です。

とても寒いですが特に困っていません。

家の中心に据えた薪ストーブの火を冬中絶やさないからです。


そして浴室のガラスにはここ数日の寒波到来で毎朝、

美しい氷の華が咲きます。

毎朝、華のかたちが違うんですよ。

ROW-Eガラスのぬくぬく住宅では出会う事のない

冬の楽しみです。null