包丁の柄が壊れてしまいました。
鋼の部分を挟む握りの部分が、浮いたようになってしまいました。
どうやら本体の柄の部分が腐食したせいで、挟んでいる木が浮いてきたようです。

和包丁なら握りの部分だけを買ってくれば修理出来るのですが、洋包丁は鋲で挟んでいる部分を固定しているので、素人では直せません。いや、少なくても私には直せません。

近くに修理してくれる店が無いものかと探してみたのですが、今は修理するより買い換えた方が安いようで、洋包丁の修理をしている店を見つけられませんでした。まさに消費の文化なのだと、あらためて感じてしまいます。

家も同じなのでしょうか?
リフォームするより建て直すが安いのでしょうか?

少なくても今は、リフォームより新築するほうが安いなどと言うことはありませんが、それでも建て替えまでのサイクルは、包丁の寿命よりも短いかもしれません。包丁は30年持つけど、家は20年しか持たない・・・・なんて事だけはごめんですよね。

そのためには、日頃のメンテナンスが大切です。
包丁だってまめに研がないと切れなくなるように、家だって定期的なメンテナンスをしなければ、長く安心して住み続けることは出来ないと思います。何事も、日々の積み重ねなのですね・・・・。

ちなみに洋包丁の柄が腐食したと言うことは、洗ったあとに、直ぐに水を切って居なかった証拠。これもまた、日頃の手入れが杜撰だったという事なのでしょう・・・。


天工舎一級建築事務所
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