久米島紬建具1.jpg

4/2のブログにて紹介したおばあ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201004/article_1.html

番組では、久米島紬の達人として
紹介されました、神里エツさん。
御歳84歳になられますが、その仕事場は
番組でご紹介の通り。

久米島紬は、自然の草木の葉・幹・根を
煮出しながら、色素を抽出し、
さらに、それに蚕から紡ぎ出した糸を
付け込みながら染色しますが、
色によっては100回以上とか(驚)

しかも、乾かしては、染めるという
作業ですから、本当に気の遠くなるような
時間と労力がかけられております。

神里紬1.jpg

さらに、柄を創り出す糸は、
1本1本染め出す位置をずらした糸を利用。

達人わざとしか言いようがなく、
これこそ、真の『奇跡の人』でございます。

自然から得られた糸と染め色。
本当に、柔らかい光を放ち、
見る人の心を捉えます。
その達人の久米島紬は、
端切れといえども、魂がこもった品物。
こちらも、魂を込めて再生いたしました。

エツおばあ、放映で喜んでくれたでしょうか。

旗織機21.jpg

人気blogランキングに参加しています。
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
 ・・・どうも、ありがとうございました。

TREview
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
 ・・・どうも、ありがとうございました。