2020年 4月の記事一覧

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20年04月27日 10時19分24秒
Posted by: macchan

AppleTV+でHomeというドキュメンタリーシリーズが始まっています。

世界各地の独創的な住居にスポットライトを当て、
斬新なアイディアや完成までの興味深いストーリーを
浮き彫りにするドキュメンタリーシリーズ。
従来の『家』の概念を覆し、
暮らし方を再定義する、
そんな明確なビジョンを持った人々が登場する。
<AppleTV+解説より>

暮らし方を再定義する・・・、
かつてスティーブジョブズがiPhoneを発表した時に
使った言葉を思い出して胸熱。。。

スウェーデン、シカゴ、バリ、香港、メーン、
インド、オースティン、マリブ、メキシコ
現在、エピソード9までアップされています。

さすがアップル制作だけに、
なかなかの構成で、見応えがあります。
Stay HomeのGWにじっくりと世界の住宅を
堪能してみてはいかがでしょうか?

AppleTV+は、2019年9月11日以降に
AppleストアやApple正規販売店で
対象機種を購入した方には、
1年間無料で利用できる権利が付与されています。

お忘れの方は、もったいないお話し、
是非、確認されたみていかがでしょうか?
なお、この1年間無料特典終了後は
月額600円(税込)がかかります
https://offers.appletvapp.apple/ja-jp

【対象機種】
iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV、Mac

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  ・・・どうも、ありがとうございました。

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20年04月24日 16時12分55秒
Posted by: macchan

今回の銅板たたき作業には、
私が非常勤講師を勤めております、
静岡産業技術専門学校さんの校舎テラスを
作業場所として使用できるようにご協力いただきました。
https://www.sangi.ac.jp

さらに、授業の一環ということで対応していただき、
建築科1年生学生有志の皆さんに、
銅板の加工作業をはじめとして、
現場での取付、塗装、障子張替などの作業協力いただきました。

静岡産業技術専門学校での銅板たたき作業の様子。
https://www.sangi.ac.jp/news/news/detail.html?CN=292253

ポツンと一軒家・大改造!! 劇的ビフォーアフター番外編2学生奮闘編
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202004/article_3.html

ここで番組をご覧になった方々への少しコアなお話し。
銅板には、長い年月の間に、
酸化して緑青と呼ばれる一種のサビが発生しますが、
これが銅板本体を保護して、安定させて、
腐食しづらくなることが知られています。

また、この緑青は雨で流れ出します。
神社はお寺の銅製樋の流れ口をみると
そこが緑青で染まっていると思います。

この銅板を根巻き形で、鳥居や柱の根元に巻いて
木材の腐食を抑える仕様があります。
今回の銅板たたきを外壁に使用した足湯棟で、
私が番組でも説明をしましたが、
その時の映像に、鳥居の下部に銅板を巻いた写真が
映ったのをご存じでしょうか?

これを観て、あっ・・・と思った方がどれだけいらっしゃるか。。。
実はあれ、3年前に長崎でおこないました、
さだまさしさんの詩島リフォームでおこなった
詩島天満宮の鳥居再生の私が撮影した写真でした。

さだまさしの詩島と詩島天満宮
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_10.html

なかなか、気がつくお話しではありませんが、
さだまさしさんの事務所からの使用許諾を得て、
映像として、挿入されておりますので、
さだまさしさんのご協力でもあるわけですね。

こういう、多方面にわたる方々のご協力で、
番組ができあがっているという一端のご紹介でした。

3年前の詩島再生計画はリフォームの域を超えた
これまた壮大な島まるごと物語となっておりますので、
ご興味のある方は、こちらから。。。

さだまさしの詩島と設計施工フォローアップ
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_12.html

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20年04月22日 10時06分41秒
Posted by: macchan

今回は築150年の古民家リフォームとなりましたが、
あの予算ですから、どことどこを効果的に改修するか、
その施工方法と工期を考えながら、
取捨選択をおこなうことが設計の大きなテーマでした。

もう一つは、リフォーム完成後のアフター撮影に向けて、
古民家リフォームに合ったインテリをどのようにおこなうか。
通常番組では、このインテリアの飾り付けに、
私は、多少のアドバイスはしますがほとんど関与しません。

番組制作側とはリフォームの内容を詰めながら、
お互いに共通認識ができあがっているので、
あまり口を出さなくても、
番組側のインテリアコーディネーターさんが、
イメージ通りに飾り付けてくれます。

しかし、今回は通常の住まいではなく、
古民家を黄金みどり茶園の茶の間として、
訪れた方々に、お茶を振る舞い、寛いでもらう空間です。

生活感ではなく、逆にホッとする茶の間空間。
これを、東京からオペレーションするには、
時間的にも、距離的にも負担が大きいと思っていました。

そこで、静鉄ホームズさんにご相談したのは、
静鉄ホームズさんのインテリアコーディネーターさんにも、
折角ですから、このプロジェクトに参加してもらえませんか?
https://www.katase21.com

ハウスメーカーとして、施工とセットであれば、
よりスムーズに提案できるでしょうし、
何よりも、こんな機会は滅多にないので・・・・と。
インテリアコーディネーターさんも、
それは是非参加したいと、快諾していただきました。

今思えば、禁断の依頼方法でしたね。。。m(__)m

そして、ここでも登場するのが、
現在、私が改修設計をおこなっている蔵の収蔵品。
建て主さんが、すでに必要なものを保管していて、
残っているものは破棄するものでしたので、
それを譲り受けてもよろしいでしょうか?と
お話しすると、銅板と共に家財まで役立つのなら、
どうぞご活用くださいと、本当に有り難いお言葉をいただきました。

すでにこの前にも、私のアトリエや自宅にも、
先んじて、数多くやってきておりました・苦笑。

そこで、インテリアコーディネーターの皆さんと私が、
蔵に乗り込みまして、イメージ合いそうなものを
数多く引き取らせていただきました。

先代の方が茶道をされていましたので、
破棄するにはもったいないほどの、
多くの素晴らし古箪笥、茶器や茶道具、火鉢、行灯等々。。。

それを静鉄ホームズのインテリアコーディネーターさんが
見事に取り入れて、飾り付け提案から、
番組打ち合わせ、買い出し、飾り付けと
業務の傍ら一生懸命に、おこなっていただきました。

そのセンスに間違いはなく、
まさに、古民家カフェにピッタリのイメージ、
これは、番組をご覧になった方々にはお分かりのはず。

さすが、静鉄ホームズ・インテリアさんの仕事です!!
https://www.katase21.com/ex-s/

そんな中で勝手土間のタイル流しの横にあった
素朴な黒い方立の食器棚ですが、
映像でもしっかり説明されていました。

これは学生たちが銅板を叩くのに利用したたたき台。
200枚の銅板にたたかれて、
450W×1600L4組の表面は、結構削れましたが、
裏は綺麗なまま。
これを、現地で学生有志の皆さんに
筋交いと一緒に黒塗装してもらい、
1組は、食器棚の側板として再利用、
そこに、ストックの杉板を渡して食器棚として再生しました。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202004/article_1.html

残りは、お茶の刈り取り機械をディスプレイしていた
受け材として、これまた重要なお役目を与えて、
しっかりと再利用しております。

そんな中に、実はそっと忍ばせたインテリア小物が二つ。。。
籐で編み込んだ60cmの大かごと30cmのお盆。
実は、私の家内が編み込んだお手製でしたが、
古民家カフェにも、ピッタリなので取り入れて、
もし、プロデューサーチェックではねられたら、
これ、松永さんの奥様が・・・と、
ネタにしようと思っておりました。。。

・・・が、見事に最後まで残っておりました。
愛のある番組制作と
愛のある静鉄ホームズ・インテリアさんのお陰ですね。

こうして皆さんの愛が詰まったインテリアですが、
ほとんどの茶器類は、蔵の建て主さんからのプレゼントですので、
黄金の茶の間で、実際に訪れた方々をもてなしてくれます。

こうした楽しみ方もできる
ポツンと一軒家を大改造!! 劇的ビフォーアフターする・・・でした。

なお、ここで掲載しております内観の写真は、
静鉄ホームズ・下田会長の撮影によるものを使用しております。
趣味の領域を超えた、プロも顔負けの写真を撮影していただき、
こちらも感謝申し上げます。
施工共々、改めまして、ありがとうございました!!

静鉄ホームズさんの施工目線でのこちらもブログも秀逸です。
https://www.katase21.com/staffblog/topics-10650/

 

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20年04月16日 07時57分48秒
Posted by: macchan

いやぁ・・・うわさ通りに昨夜、いきなりの発表。
iPhone8の個体にiPhone11の中身を移植した
というのが、わかりやすい表現でしょうか。

https://www.apple.com/jp/iphone-se/

このホームボタンのtouch IDを搭載したタイプ、
マスクが必須の現在、face IDが役に立たず、
やっぱりこちらの方が圧倒的に便利というのも
何とも皮肉な結果。

そんなことよりも、その価格帯。
・iPhone SE (2nd generation)/64GB 44,800円
・iPhone SE (2nd generation)/128GB 49,800円
・iPhone SE (2nd generation)/256GB 60,800円

64GBで44,800円が安い・・・と感じるのは、
いかにスマホが高額化が長く麻痺していますが、
iPhone5や6の頃は、こんな感じでしたよね。
これで、十分な機能が満載でしたから、
これは、売れるでしょうね。

本体カラーはホワイト、ブラック、(Product)REDの3色。

スマホといえば、カメラ機能の性能が必須ですが、
Focus Pixelsを使用したポートレート撮影が可能に(人物のみ)
動画は60fpsの4K撮影、
フロントカメラの動画撮影時に手ブレ補正と充実。

また、iPhone 8から引き続きFeliCaによる
モバイル決済やQiによるワイヤレス充電にも対応です。

Appleが(PRODUCT)RED製品の収益の一部を
世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付していることは
既に、知られていることですが、
今回は、新型コロナウィルス(COVID-19)対策に寄付するとのことです。

まだ、日本のサイトには掲載されておりませんが、
この対応は2020年9月30日までの期間限定だそうです。
こうした動きも、アップルならではですね。

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20年04月14日 09時39分32秒
Posted by: macchan

私の設計業務環境では、まずスケッチによる検討と模型。
これが初期段階のベースであり、肝ですが、
その後は、2DCAD設計や3Dへ移行します。
現在ではこれに加えて、
BIM(Building Information Modeling)を取り入れながら、
基本設計での建て主への住まいの説明や
環境や空間の繋がりを表現しています。

番組でも紹介されました蔵の改修はこのように進めています
・・・というのが、通常の業務プロセスでありますが。。。

しかし番組では、そんな悠長な時間はありません・・・(;゚ロ゚)
まぁ、いつも時間がなくなるのはこの仕事の性ですが。。。

今回のポツンと一軒家の古民家リフォームでは、
現場を初めて見てから完成まで約4ヶ月あまり、
現場に入るまでは2ヶ月もありませんでした。

時間がないというのは、言い訳には使えますが、
これだけしかできないと諦めるか、
それなら効率的におこなう最大限の努力をするか、
それは、本人の人間力が試されます。

物件で13軒、出演回で16回目。。。
それなりの修羅場をくぐってきております。。。

今回は現況図面だけは、CAD図で描きましたが、
その後のやり取りは、
作業内容をコメントと資料で伝えて概算見積、
さらに調整を交えながら、契約と前後して現場へ突入。。。(;゚ロ゚)

この辺りは、静鉄ホームズの前身・片瀬建設時代から
20年来のお付き合いがあればこそ、でした。
静鉄ホームズさんの現場スタッフブログも注目です。

https://www.katase21.com/staffblog/topics-10650/

現場では、静鉄ホームズさんと打ち合わせをしながら、
とにかく、即検討して番組と確認しつつ、
即決して、現場への指示と
これまで以上のスピード感が求められました。

そうなると、いちいちMacを開いてはいられない・苦笑。
やはり、こういう時に役立つのは、自分の手。
スケッチ力がものをいいます。

現場をチェックしながら、いかにポイントを押さえて、
いかに、分かりやすいスケッチを
凍えた手で伝えるか。。。(;゚ロ゚)

まさに、ご家族が持っておられるような
人間力が試される現場でした。

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20年04月09日 11時20分54秒
Posted by: macchan

今回の予算での古民家リフォームでは、
躯体補強とその内部と一部外部に限られました。
そのため、トタン屋根は触らずにおります。
ここは、ご家族がご自身の手で塗装を
考えておられるそうで、それもまた逞しい。。。

https://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00190obrtk.html

平屋の古民家でしたが、
大きな妻壁があったのを
皆さんはお気づきでしたでしょうか?

実はこの壁が平屋建ての躯体の外周部で、
その廻りに縁側の下屋屋根が取り巻いていて、
入母屋のような外観となっています。
その西側妻壁は、強い西日と風雨にさらされて、
さらに腐食が激しいために、再生しております。

この再生に使用した板材も、佐藤家のストック材。
板材の製材で出た端材を、
もらってストックしていたそうですが、
小屋の端で、その存在は忘れられていました。。。

杉板材厚9×600×600から350×450など約70枚。
この保管方法がまた優れていて、
一枚一枚に桟木を挟んで積んでありましたので、
腐ることもなく、反ることも、割れることもなく
良い状態で保管されておりました。

それを既存の妻壁の板材を補修の上に
アスファルトルーフィングを張って防水、
その上から、その杉板材をランダムに張る方法の
シェイク張りで張っております。

この辺りのランダム度合いは、
監督さん、大工さんとLINEでやり取りしながら、
良い雰囲気に仕上げていただきました。

この古民家を訪れる方々を出迎えるのは、
母屋でまず目に飛び込んでくる、
この杉シェイクの妻壁となります。

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20年04月08日 10時02分39秒
Posted by: macchan

ポツンと一軒家と大改造!!劇的ビフォーアフターの
初コラボ番組で、リフォームされた黄金みどり茶園古民家。

全国から多くの方々にご予約をいただいておりましたが、
この度の新型コロナウィルス感染症の影響による
『緊急事態宣言』を受けまして、
令和2年4月7日(火)〜当面の間、
新規受付を全面停止となりました。

https://chajihen.com/news/info/covid-19-shinkiteishi/

また、すでにご予約をいただいている方々ですが、
『緊急事態宣言』の7都府県の皆さま、
のみならず、それ以外の皆さまにも、
こちらから、キャンセルができますので、
リンクを張っておきます。

新型コロナウィルス感染症拡大に伴う対応について
『茶の間サービス』利用の自粛について(お願い)
茶事変プロジェクト
https://chajihen.com

楽しみにしておられた方々には、
ご迷惑をお掛けすることになり大変申し訳ありませんが、
ご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。

GW明けまでの1ヶ月におよぶ期間に、
コロナウィルス感染拡大が減少に転じても、
その後、一気に緩和というわけには行きませんが、
季節は、来年も巡ってきます。

日々の仕事は、当然しなければなりませんが、
できることは、実践しながら、
今は、すべての人々への繋がる行動を
心掛けて行きたいですね。。。

黄金みどり茶園・黄金の茶の間&古民家カフェ予約サイト
― ポツンと一軒家を匠がリフォームSP「物置になった家」
*現在、受付は中止となっています。
https://chajihen.com/contents/chanoma/ougon-chanoma/

公益財団法人するが企画観光局
https://www.visit-shizuoka.com

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20年04月06日 12時17分16秒
Posted by: macchan

今回の銅板たたき作業には、
私が非常勤講師を勤めております、
静岡産業技術専門学校ならびに
建築科1年生学生有志の皆さんに
ご協力いただきました。

<a href="https://www.sangi.ac.jp" target="_blank">https://www.sangi.ac.jp</a>

昨年12月初旬に、タイミング良く私の設計改修中の
蔵の下屋屋根撤去工事がありまして、
建て主さんにご相談したところ、
快くご承諾いただき、そのご厚意がありました。

そして、その加工作業も12月中旬におこなわれました。
当初の作業予定日が雨となり、
急遽、作業日を変更したという苦労がありました。

こういう時の連絡用LINEが役立ちました。
とにかく、普段の授業と違って反応が良い・笑。
これは、今年度からブログ授業と併行して
考えるかなぁ。。。と言うぐらい。。。

そのお陰で、あの晴天の中で作業をおこなうことができました。
当日は、18名の学生有志の皆さんでおこなわれ、
番組スタッフも、学生のために、
静岡で有名な焼肉弁当をロケ弁として、
複数用意していただいたことも忘れてはなりません・笑。

その後の現場での取付作業日は、今年の1月中旬。
静岡地方も雪予想となる冷たい雨の中、
13名の学生有志の皆さんでおこなわれ、
その様子は、番組でも紹介されました。

普段の学校よりも1時間半早く学校に集合し、
そこからマイクロバス2台に分乗して・・・、
途中休憩を入れながら、諸子沢へ向かいました。

今回の現場作業では、古民家の構造と今回の補強手法、
材料の話しやリフォームの概要など、
課外授業をおこないながら、
加工したたたき銅板の取付作業を
板金屋さんの指導ものとおこなわれました。

ここは、番組でも紹介されているので、
お分かりだと思いますが、
実は、それ以外の作業もおこなっております。

銅板取付作業班の他に、
構造補強の筋交いの塗装作業班、
既存障子の剥がし張り替え作業班など、
各班に分かれて、寒い冷たい雨の現場の中で、
多くの作業を分担してくれました。

構造補強の筋交いの塗装作業班は、
筋交い・金物を含めて、
職人さん並の丁寧な塗装を黙々とおこなってくれました。

障子の張り替え作業班は、
本当に寒い中で、手を真っ赤にして、
濡れタオルでの障子紙剥がし作業と
張り替え作業がおこなわれ、
再生された障子の一部は、学生有志の皆さんの苦労の賜物です。
本職の職人さんが感心するほどの熱心さで、
うちにどうだい?というリクルート活動まで。。。
本当にご苦労様でした。

こうして学生たちの若い力が、
築190年の蔵と築150年の古民家を結びつけ
さらに、次世代へと繋いでいくという
貴重な体験と共に受け継がれていきました。

静岡産業技術専門学校ならびに
建築科1年生学生有志の皆さん、
今回の古民家リフォームへの
ご協力、本当に、ありがとうございました。

今年度からは、いよいよ最終年の2年生。
いきなりコロナウィルス感染拡大の影響で、
就活説明会や行事が中止となり、
来年の社会人に向けての出鼻を挫かれておりますが、
こうした経験が、必ず役に立つ時が来ますので、
焦らず、落ち着いて、行動してください。

また新年度、お目にかかりましょう・・・
は、まだまだ先になりそうですが。
そして、先輩たちの作業の様子や努力は、
今年度の新1年生たちへ、受け継がせていきます。

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20年04月02日 12時37分18秒
Posted by: macchan

『ポツンと一軒家』と『大改造!! 劇的ビフォーアフター』
という人気番組の初コラボ。。。
静岡オクシズ愛満載の佐藤家概要は番組HPこちらから
ポツンと一軒家を匠がリフォームSP「物置になった家」

https://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00190obrtk.html

さて、その後の反響は凄いことになっております。
静岡オクシズの茶の間が、大人気。
これは、地元・静岡に住む人間として素直に嬉しい。
こういう所は、まさにメディア効果ですが、
オクシズという地域として注目されるのが何よりです。

昨日、4月1日の朝日新聞の静岡欄にも
タイミング良く時間貸し『茶の間』人気という記事が掲載。

『茶の間』は、県特産品である茶の新たな需要を創出し、
観光業に活かそうとして、公益財団法人するが企画観光局
が始めた『茶事変』プロジェクトの
一環で運営されているそうです。

現在、県内6ヶ所にあり、
2019年2月に最初の茶の間が諸子沢に解説されて以来、
累計320人以上が利用したそうです。

諸子沢・・・なんですね。。。知りませんでした(;゚ロ゚)

皆さんも、是非オープンエアの茶の間を
一服の清涼剤とされてはいかがでしょうか。
なお、茶の間自体はオープンエアですが、
このような時期ですので、
移動の公共交通機関には、十分お気を付けてください。

公益財団法人するが企画観光局
https://www.visit-shizuoka.com

茶事変プロジェクト
https://chajihen.com

黄金みどり茶園・黄金の茶の間&古民家カフェ予約サイト
― ポツンと一軒家を匠がリフォームSP「物置になった家」
https://chajihen.com/contents/chanoma/ougon-chanoma/


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20年04月01日 11時50分05秒
Posted by: macchan

今回のポツンと一軒家・古民家リフォーム、
普段のビフォーアフターとは違って、
ポツンと一軒家で生活する
建て主さんご家族の逞しい生活力が満載でしたね。

ポツンと一軒家を匠がリフォームSP「物置になった家」
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00190obrtk.html

そこにフォーカスされるのが、
ポツンと一軒家と大改造!!劇的ビフォーアフターとの
初コラボ番組ならでは。。。

しかし、そのお陰ではじき出された映像・・・
いや、そういう意味じゃなくて…(;゚ロ゚)
いや、ご苦労された施工の数々を番外編として、
皆さまにお届けするのが、匠としての私の役目。

実は現在、私の設計監理が進行中の仕事に
築190年の蔵の再生工事があります。
昨年末、ちょうど解体工事前でしたが、
この蔵の下屋部分の見事な緑青の銅板屋根、
下地の腐食部もあり、撤去予定でしたが、
もったいないなぁ・・・と感じていたので、
建て主さんへ、番組のことをご相談すると、
どうぞどうぞと快くご了承いただきました。

この銅板を加工することは、
築190年の蔵から築150年の古民家へ。。。
この貴重な体験を、是非学生にも体験させたい。。。

私が非常勤講師を勤めている静岡産業技術専門学校の
建築科1年生の有志にお願いしようと思いつき、
校長先生に相談したところ、
学校の課外授業として、
校舎の場所提供も許可していただきました。

https://www.sangi.ac.jp

1.静岡の蔵から撤去

2.そこでたたき台座のモックアップ確認

3.加工するたたき台座の製作

4.専門学校へ搬入して、学生の皆さんと加工

5.現場へ運んで施工のお手伝い

6.たたき台を収納棚へ再生転用

このような流れとなっています。
これをパッと思いついてからは、
各所連絡、段取り、スケジュールの調整・・・、
あっという間に整えましたが、
いやぁ・・・さすがです・・・と、自画自賛・笑。

で、番組をご覧になった皆さん
上の1.〜6.の流れで何かお気づきでしたでしょうか?

・・・・・ン、2.と3.あったっけ???…(;゚ロ゚)

そ、そうなのです。
あの銅板を叩いた台座は、静鉄ホームズの
大井川フレイミングセンターで、半日製作&ロケを。。。

https://www.shizutetsu-homes.co.jp/co-flaming/

オールカットでございました…m(__)mm(__)m

ここで製作された1600L×450D×4台を使って
学生有志の皆さんがたたき加工をおこないました。

大井川フレイミングセンターの皆さんには、
静鉄ホームズの前身、片瀬建設時代から
大変お世話になっております。

9年前の富士でおこなった大家族のビフォーアフターでも
もう一つの富士フレイミングセンターで、
躯体補強施工で、お世話になりました。
今回も、ご協力ありがとうございました。

大改造!!劇的ビフォーアフター内山家・Special Thanks!
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201103/article_13.html

 

このように、放映の裏には、
まだまだ、ご協力いただきました、
数々の人々の仕事が隠されております。
これから、少しでもその辺りに
スポットを当てていきたいと思います。


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