2020年 4月の記事一覧

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20年04月06日 12時17分16秒
Posted by: macchan

今回の銅板たたき作業には、
私が非常勤講師を勤めております、
静岡産業技術専門学校ならびに
建築科1年生学生有志の皆さんに
ご協力いただきました。

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昨年12月初旬に、タイミング良く私の設計改修中の
蔵の下屋屋根撤去工事がありまして、
建て主さんにご相談したところ、
快くご承諾いただき、そのご厚意がありました。

そして、その加工作業も12月中旬におこなわれました。
当初の作業予定日が雨となり、
急遽、作業日を変更したという苦労がありました。

こういう時の連絡用LINEが役立ちました。
とにかく、普段の授業と違って反応が良い・笑。
これは、今年度からブログ授業と併行して
考えるかなぁ。。。と言うぐらい。。。

そのお陰で、あの晴天の中で作業をおこなうことができました。
当日は、18名の学生有志の皆さんでおこなわれ、
番組スタッフも、学生のために、
静岡で有名な焼肉弁当をロケ弁として、
複数用意していただいたことも忘れてはなりません・笑。

その後の現場での取付作業日は、今年の1月中旬。
静岡地方も雪予想となる冷たい雨の中、
13名の学生有志の皆さんでおこなわれ、
その様子は、番組でも紹介されました。

普段の学校よりも1時間半早く学校に集合し、
そこからマイクロバス2台に分乗して・・・、
途中休憩を入れながら、諸子沢へ向かいました。

今回の現場作業では、古民家の構造と今回の補強手法、
材料の話しやリフォームの概要など、
課外授業をおこないながら、
加工したたたき銅板の取付作業を
板金屋さんの指導ものとおこなわれました。

ここは、番組でも紹介されているので、
お分かりだと思いますが、
実は、それ以外の作業もおこなっております。

銅板取付作業班の他に、
構造補強の筋交いの塗装作業班、
既存障子の剥がし張り替え作業班など、
各班に分かれて、寒い冷たい雨の現場の中で、
多くの作業を分担してくれました。

構造補強の筋交いの塗装作業班は、
筋交い・金物を含めて、
職人さん並の丁寧な塗装を黙々とおこなってくれました。

障子の張り替え作業班は、
本当に寒い中で、手を真っ赤にして、
濡れタオルでの障子紙剥がし作業と
張り替え作業がおこなわれ、
再生された障子の一部は、学生有志の皆さんの苦労の賜物です。
本職の職人さんが感心するほどの熱心さで、
うちにどうだい?というリクルート活動まで。。。
本当にご苦労様でした。

こうして学生たちの若い力が、
築190年の蔵と築150年の古民家を結びつけ
さらに、次世代へと繋いでいくという
貴重な体験と共に受け継がれていきました。

静岡産業技術専門学校ならびに
建築科1年生学生有志の皆さん、
今回の古民家リフォームへの
ご協力、本当に、ありがとうございました。

今年度からは、いよいよ最終年の2年生。
いきなりコロナウィルス感染拡大の影響で、
就活説明会や行事が中止となり、
来年の社会人に向けての出鼻を挫かれておりますが、
こうした経験が、必ず役に立つ時が来ますので、
焦らず、落ち着いて、行動してください。

また新年度、お目にかかりましょう・・・
は、まだまだ先になりそうですが。
そして、先輩たちの作業の様子や努力は、
今年度の新1年生たちへ、受け継がせていきます。

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20年04月02日 12時37分18秒
Posted by: macchan

『ポツンと一軒家』と『大改造!! 劇的ビフォーアフター』
という人気番組の初コラボ。。。
静岡オクシズ愛満載の佐藤家概要は番組HPこちらから
ポツンと一軒家を匠がリフォームSP「物置になった家」

https://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00190obrtk.html

さて、その後の反響は凄いことになっております。
静岡オクシズの茶の間が、大人気。
これは、地元・静岡に住む人間として素直に嬉しい。
こういう所は、まさにメディア効果ですが、
オクシズという地域として注目されるのが何よりです。

昨日、4月1日の朝日新聞の静岡欄にも
タイミング良く時間貸し『茶の間』人気という記事が掲載。

『茶の間』は、県特産品である茶の新たな需要を創出し、
観光業に活かそうとして、公益財団法人するが企画観光局
が始めた『茶事変』プロジェクトの
一環で運営されているそうです。

現在、県内6ヶ所にあり、
2019年2月に最初の茶の間が諸子沢に解説されて以来、
累計320人以上が利用したそうです。

諸子沢・・・なんですね。。。知りませんでした(;゚ロ゚)

皆さんも、是非オープンエアの茶の間を
一服の清涼剤とされてはいかがでしょうか。
なお、茶の間自体はオープンエアですが、
このような時期ですので、
移動の公共交通機関には、十分お気を付けてください。

公益財団法人するが企画観光局
https://www.visit-shizuoka.com

茶事変プロジェクト
https://chajihen.com

黄金みどり茶園・黄金の茶の間&古民家カフェ予約サイト
― ポツンと一軒家を匠がリフォームSP「物置になった家」
https://chajihen.com/contents/chanoma/ougon-chanoma/


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20年04月01日 11時50分05秒
Posted by: macchan

今回のポツンと一軒家・古民家リフォーム、
普段のビフォーアフターとは違って、
ポツンと一軒家で生活する
建て主さんご家族の逞しい生活力が満載でしたね。

ポツンと一軒家を匠がリフォームSP「物置になった家」
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00190obrtk.html

そこにフォーカスされるのが、
ポツンと一軒家と大改造!!劇的ビフォーアフターとの
初コラボ番組ならでは。。。

しかし、そのお陰ではじき出された映像・・・
いや、そういう意味じゃなくて…(;゚ロ゚)
いや、ご苦労された施工の数々を番外編として、
皆さまにお届けするのが、匠としての私の役目。

実は現在、私の設計監理が進行中の仕事に
築190年の蔵の再生工事があります。
昨年末、ちょうど解体工事前でしたが、
この蔵の下屋部分の見事な緑青の銅板屋根、
下地の腐食部もあり、撤去予定でしたが、
もったいないなぁ・・・と感じていたので、
建て主さんへ、番組のことをご相談すると、
どうぞどうぞと快くご了承いただきました。

この銅板を加工することは、
築190年の蔵から築150年の古民家へ。。。
この貴重な体験を、是非学生にも体験させたい。。。

私が非常勤講師を勤めている静岡産業技術専門学校の
建築科1年生の有志にお願いしようと思いつき、
校長先生に相談したところ、
学校の課外授業として、
校舎の場所提供も許可していただきました。

https://www.sangi.ac.jp

1.静岡の蔵から撤去

2.そこでたたき台座のモックアップ確認

3.加工するたたき台座の製作

4.専門学校へ搬入して、学生の皆さんと加工

5.現場へ運んで施工のお手伝い

6.たたき台を収納棚へ再生転用

このような流れとなっています。
これをパッと思いついてからは、
各所連絡、段取り、スケジュールの調整・・・、
あっという間に整えましたが、
いやぁ・・・さすがです・・・と、自画自賛・笑。

で、番組をご覧になった皆さん
上の1.〜6.の流れで何かお気づきでしたでしょうか?

・・・・・ン、2.と3.あったっけ???…(;゚ロ゚)

そ、そうなのです。
あの銅板を叩いた台座は、静鉄ホームズの
大井川フレイミングセンターで、半日製作&ロケを。。。

https://www.shizutetsu-homes.co.jp/co-flaming/

オールカットでございました…m(__)mm(__)m

ここで製作された1600L×450D×4台を使って
学生有志の皆さんがたたき加工をおこないました。

大井川フレイミングセンターの皆さんには、
静鉄ホームズの前身、片瀬建設時代から
大変お世話になっております。

9年前の富士でおこなった大家族のビフォーアフターでも
もう一つの富士フレイミングセンターで、
躯体補強施工で、お世話になりました。
今回も、ご協力ありがとうございました。

大改造!!劇的ビフォーアフター内山家・Special Thanks!
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201103/article_13.html

 

このように、放映の裏には、
まだまだ、ご協力いただきました、
数々の人々の仕事が隠されております。
これから、少しでもその辺りに
スポットを当てていきたいと思います。


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