<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>基本設計の途中経過です。

基本的なプランニングに変更はありませんが、建てぬしさんから、書斎、子供室、浴室、洗面脱衣室をもう少し大きくという、リクエストがあり、全体を南北方向に425伸ばしました。
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また、擁壁に関して、当初道路側からの見て4M程の高さがありましたが(壁面緑化する予定ではいましたが)、これは小さいお子さんが道路側に転落しないという意味もあったのですが、圧迫感を減じたいということで高さを1.5M程にして、敷地に勾配をつけて法面を作り擁壁に擦り合わせていくということになりました。転落防止には擁壁際に植栽をしようということになりました。このことによって敷地から見沼田んぼ側への連続性が増しました。
また建物北側の建物から延長された袖壁について、これを取りやめここも植栽で同じような機能を持たせようということになりました。この北側袖壁と南側袖壁と擁壁の立ち上がりで、囲まれたセミ-コート的なイメージを描いていたのですが、建てぬしさんはお会いした時にはハードな解決を望む方だとイメージしていましたが、建物本体はハードでも外構的な部分は緑を多くしたソフトなイメージをお持ちだということがわかってきました。

こういうことはやはりコミュニケーションを重ねて行ってだんだんとわかるることですね。コミュニケーションは大事です。

アトリエラビリンス建築環境設計