建築家の家づくりと日々の暮らし - 建築士ブログドットコム
埼玉県蕨市錦町4-7-32<br />(有)アトリエラビリンス建築環境設計<br />芳賀 敏夫<br />a-lab@big.or.jp<br />TEL:048-432-9987<br />FAX:03-3965-3542
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2013-11-03T13:10:58Z
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haga
2013-11-03T13:10:58Z
2013-11-03T22:10:58+09:00
正直を言うと天童木工自体にはさして興味がなかったのです。あまりにも有名な柳宗理の<バタフライスツール>や田辺麗子の<ムライスツール>や長大作<低座イス>以外は何とも凡庸だと思っていたからです。まあ僕の無知のせいかもしれませんが・・・・・。
ではなぜ今回出向いたか。ポスターに丹下健三、隈研吾、高松伸、渡辺誠、オスカー・ニーマイヤーなどの、天童木工とは無縁と思っていた建築家と天童木工がコラボした家具が出展されていることを知ったからです。
どれも「へーっ」という感じで天童木工らしからぬものばかりで興味深かったです。また、無知をさらすようですが、磯崎新の<モンローチェアー>も天童木工が作ったのを初めて知りました。黒く塗ってあるのであれが成形合板でできているなどとは夢にも思っていなかったのです。
天童木工らしいものでは、成形合板で作ったスタッキングチェアーが、これは使えると思いました。
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haga
2013-08-10T01:19:15Z
2013-08-10T10:19:15+09:00
<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の現場は完成見学会に向けて急ピッチで進んでいますが、内部もだいぶ出来てきて、外部の要である外部吹き付けも終わり、やっと足場解体に漕ぎつけました。
植栽工事は引っ越し後となりました。残念なのは、完成時には植えておこうと思った、1階テラスから2階バルコニーを貫通して、住空間に潤いを与える要となる樹が引っ越し後になってしまったことです。本来6月完成を目指していたのですが、消費税増加前とあって鉄骨屋さんが忙しく上棟が延びてしまい、後の工程に影響を与えました。そして樹の移植には不向きな8月を迎えてしまって、結局移植は10月以降となった次第です。
その雰囲気はとりあえずは前回掲載したパースなり、模型でイメージしていただく他はありませんが・・・・・・
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haga
2013-08-03T07:02:17Z
2013-08-03T16:02:17+09:00
神奈川県立近代美術館-葉山に最近行ってきました。
実は、ついでに行ったのです。身内の結婚披露宴がなんと葉山の一色海岸の海の家で開かれ、その間近にこの美術館があったので、これはいかない手はないなと思って行ったのです。前からそのロケーションの良さに惹かれ、行きたいとは思っていました。
僕はひとつ勘違いをしていて、これを山本理研設計と勘違いをしていたのです。
理研さんのは横須賀美術館なのですよね。この建物は佐藤総合設計の設計でした。
建物の前に立ってもある種の高揚感がなくて、「へ―こんなものか」っと思ってしまった理由はそこにあったようです。
ただ、海沿いの植物を活かしたランドスケープは大変好感が持てました。
石張りの外壁は鎌倉を踏襲しているのでしょうが、石の薄さが軽さしか生み出していなくて、鎌倉にこだわらない方が良かったのではないかと思いました。
一色海岸のすぐ脇なのに、海との親和力には欠ける気はしました。このことはどなたかがどこかで書いていらっしゃいましたが。
中庭と別棟のショップ、レストランの関係はうまくできていると思いました。このレストラン周辺だけが海との関係を明らかに反映しています。
今度は横須賀美術館に行ってみようと思っています。
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haga
2013-07-31T11:32:37Z
2013-07-31T20:32:37+09:00
<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の現場も来月の下旬には引き渡しです。
8月17、18日には現場見学会(詳しは近々のHP内<お知らせ>参照)も予定されています。
外壁の吹き付けも一両日で終わり、内部の塗装も半分ぐらいは終わり、内装のタイル工事、クロス工事も始まっています。
正直、見学会は薄氷を踏むスケジュールです。
早く足場を外した姿を見たいです。
建築家にとって、足場が外れた時ぐらいすがすがしい気分はありません。
外構、植栽も引っ越し後に完成させることとなりそうです。この家は植栽が整ってこそ完成する部分がいっぱいあるので、完成写真は当分後になりそうです。
アトリエラビリンス建築環境設計
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haga
2013-07-14T10:16:52Z
2013-07-14T19:16:52+09:00
地元の蕨駅のコンコースからホームをつなぐ階段スペースが明るくなった、と思ったら画像のような開口部ができていました。
これってぱっと見たらプロフィリットガラス、ですよね。プロフィリットガラスといえば永い間の定番中の定番素材、一度は使ってみたいと思う素材です。
同行していたカミさんに説明をしてあげようと思って、手を触れてみると、なんだこれは!ガラスではありません!プラスチック板?ポリカボネート板?アクリル板?いずれにせよガラスでなないのです。それらの素材にガラスっぽく着色してあるのです。
その昔にガラスっぽく見せるアクリルがあってそれは小口がガラスのように緑色でした。
ガラスでない理由は重さ?コスト?両方でしょうか、それでも質感としてはガラスの方が豊かに見えてしまう・・・・・・・。気持ちは大変良く理解できるのですが。
僕だったらどう判断するでしょう・・・・・・・・・。
画像は上がプロフィリットガラスもどき、下がプロフィリットガラス。
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haga
2013-07-10T14:22:55Z
2013-07-10T23:22:55+09:00
リフォーム現調のために三軒茶屋のYaさんのお宅へ伺う途中にある通りで見た光景です。
ものの見事にたった1本の樹が『場』を創り出していました。
歩道の一角のちょっと広がった角スペースに高さ3階分ほど、葉張りも高さと同じぐらい立派にあります。
男性が一人、その木陰で携帯電話をかけているのが印象的でした。炎天下だけに余計その木陰=『場』感がひとしおでした。
これは落葉樹なの冬場はこれほどの『場』は創れないのではないかと思いますが・・・・・。
アトリエラビリンス建築環境設計
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haga
2013-07-10T12:23:27Z
2013-07-10T21:23:27+09:00
<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の工事も来月の下旬には引き渡しです。
今日は建てぬしさんに現場に来ていただいて、臨場感のある現場で内装関係の決定を行いました。
まずは栗フローリングの着色の色です。濃い茶色系をご所望だったのでオイル系の3色を塗り、それぞれに3分艶のウレタンを塗った見本を用意しました。結局は一番濃いもので、かつウレタンを塗らないものに決まりました。建てぬしさんは基本的に艶をお好みではありません。
壁、天井はコストコントロールのために、ビニールクロスと吹き付け材を使い分けています。ビニールクロスは、杉浦充さんの住宅見学会で見せてもらったものが印象が良く、僕もそれを使うことにしました。価格は通常の普及品クロスの値段ですが、珪藻土がコーティングされたタイプで、見た目はビニールクロスとは思えません。サンゲツの<ファイン1000>シリーズのFE-9112というもので、ビニールクロスを使わざるを得ない場合には、当事務所の定番になりそうな気がします。
吹き付け材の方は見本が間に合わず、建てぬしさんと僕の方に送ってもらって、近々協議して決めることとなりました。
外壁吹き付け材の上に光触媒塗料を塗るかどうかの問題があります。白ぽい外壁には使いたいところなのですが、今までコスト面で使えずにいたのですが、今回は外壁面も広く、汚れるリスクも大きい外部形状になっているので、できれば使いたいところです。
ただ、使ったことがないので知らなかったのですが、嫌な感じの艶が出てしまう、という話もあるのです。光触媒塗料を塗った見本も作ってもらっているので、艶の具合とコストをにらんで最終決定ということになります。
今日の現場で面白い光景を見ました。ブルーシートをタープにして2階バルコニ―に掛けて、職人さんがFRP防水の下塗りをしていました。直射日光が当たると速く乾きすぎてしまうのを防ぐ意味が主ですが、この暑さですから職人さんにとってもこれは快適です。この、ブルーシートをタープに使う手は、実は僕らがキャンプサイトで時々やる手なので、クスッとしてしまったのです。
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haga
2013-06-07T01:47:51Z
2013-06-07T10:47:51+09:00
<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の現場で今回、照明器具を壁に埋め込むことに挑戦しました。
この器具は当方でよく使用する<マクスレイ>のブラケットで、最も単純な作りでソケットにプラスチックのカバーを取り付けた程度で、基本的にはランプだけ、といった感じの器具です。
今まではボール球を使って、光の球体だけを見せていたのですが、白熱灯が生産中止になってきて、省エネルギーにも逆行するということで、電球型蛍光灯にシフトしてきていましたが、どうもその形が今一つと感じていました。
もっとスマートな形状の電球型蛍光灯がないかと探していて、東芝の大変スリムなものを見つけたのです。残念ながらこの型番はすでに廃番ということでしたが、何とか<ダイコー>経由で入手することができました。
スマートゆえに今度は、器具本体のソケット部分が気になってきました。そこで今回はこのソケット部分を壁の中に埋め込んでしまうことにしました。今後当方の定番になりそうです。ただし、このランプはもう廃番なので、今後はこれに似たLEDランプ(こっちの方がちょっとゴツイ)になりそうですが・・・・・。
アトリエラビリンス建築環境設計
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haga
2013-05-17T02:44:18Z
2013-05-17T11:44:18+09:00
<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の工事が進行中です。
外部が大部進み、外断熱材、外壁下地もほぼ貼り終わり、サッシュもほぼ付きました。
2階西側の大開口部の製作物アルミサッシュ及びトップライトの製作物アル枠も取り付きました。外壁はこれから左官工事です。
屋根防水工事も始まりました。今回の防水はFRP防水です。画像を見ておわかりかとも思いますが、軒の厚みを最小限にしたかったので、水上の防水立ち上がりで40です。これをクリアーするためには、笠木部分までも塗り込むことが最低限必要です。
ということで塗布防水が必須となりますが、その中でも僕が信頼しているFRP防水としました。
アトリエラビリンス建築環境設計
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haga
2013-04-24T13:47:57Z
2013-04-24T22:47:57+09:00
<上尾のリフォーム/Egさんの家>の設計がスタートしました。
基本的なご希望は、
・外壁裏にも、1階床下にも断熱材が入っていない状況で非常に寒い現状を変えたい。
特に浴室、洗面脱衣室を改善したい
・1階のキッチンとリビング・ダイニングを一体化して使いやすくしたい
・2階の使われていない2室を1室化して使いやすくしたい
・リビング・ダイニングを明るくしたい
他にもいろいろあります。
建てられたのが三十数年前で、1981年の建築基準法改正の前ですから、温熱環境の向上は無論のこと、断熱材を壁に入れ込むと同時に構造補強をします。空間を一体化するにあたって、柱を除去したいところもあるのですが、天井裏がよくのぞき込めないこともあり、天井を剝がして、精査をしてから結論を出す部分もあります。
サッシュを交換したいところもあるのですが、外壁が、モルタル・リシン仕上げの上に、ペナペナの『パットサイデリア』が貼られてしまっていて、サッシュとの取り合いが手間がかかり過ぎてしまうようなところもあります。
いずれにせよ細部の詰めはこれからです。
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