擁壁工事をしている間に詳細見積もりを始めましたが、出てきた最初の見積もりが想定額より800万以上高かったので、建築空間を変更することなく、金物を減らしたり、建具の表面材を落としたり、外壁の下地材をデラクリートから普通のラスモルタルに変えたり、
コピー ~ 矩計図121109.jww.pdf.jpg

地中梁の成を小さくして土工事量を減らしたり、内装材を一部塗り壁からビニールクロスに変えたり、アルミサッシュの既製寸法物を増やしたり、もろもろの手を尽くして、何とか建てぬしさんのOKをもらえるところまで漕ぎつけました。

その間に建築確認とフラット35Sエコの申請をしていたのですが、ここでも一つアクシデントがありました。「省エネルギー性+耐震性」でフラット35をクリアーする予定でしたが、耐震等級3に対する確認機関の手違いがあり。ルート1でとおるはずがルート2でなければ駄目だということで(構造計画上はルート2で等級3を取れる内容なのですが)、時間の都合上、急きょ「省エネルギー性(トップランナー基準)」でフラット35をクリアーすることとなり、スタッフの伊藤が頑張り、Q値計算でクリアーしました。

ところが次があります。今度は瑕疵担保責任保険上の細かい指摘点がありました(既製品による構成でないと担当官が判断できない!)。ここを今クリアー中で、ここをクリアーしてやっと正式着工となります。

アトリエラビリンス建築環境設計