昨年末の法改正で始まったもうひとつが「建築士定期講習」


一時期、医師や教師についても資格を一度取ったら死ぬまで有効はどうなの?



という論議がありましたが建築士も同じことで定期講習が義務付けられました



ただ持ってるだけのペーパー建築士は除外されます



該当するのは建築士事務所に登録されている建築士です








他人から依頼を受けて建物を設計・監理するには建築士の資格はもちろん



建築士事務所(設計事務所)として登録が必要であり



建築士は建築士事務所に登録されて初めて仕事を受けることができます



逆を言えば事務所登録された建築士以外は設計・監理はしてはいけない



というわけでペーパー建築士に定期講習は必要ありません










さて定期講習ですが3年毎に講習(1日)を受けたあと終了考査があります



今年は1年目だからなのかは定かではありませんが



免許とってそれっきりの先生や



ちゃんと事務所登録はしている大工の棟梁にも易しいレベルでした



「特定行政庁」がわからなくて質問してる人もいましたからね









とまぁ今まではこんな講習は自発的に参加しないと無かったので



世間から取り残された建築士は星の数ほどいて



資格取得のときに覚えた法律もほぼ忘れ



新しい法律についても建築確認が通らなかったり



完了検査に受からなかったり(受けてるだけましか)



そんな時にしか世の中の変化に気が付かない建築士は減るでしょう











もちろんこれらの制度改革は彼のおかげで失った建築士の



信用回復と能力向上が目的ですから歓迎されることです