7/27(火)~28(水)にかけて日本建築士会連合会青年委員会会議のため東京へ。
今回は第1回会議であり、新メンバーとの顔合わせ。
人口減少時代と社会の産業構造の変化により縮小されていく建築業界の中での建築士
の未来像は大きな課題。選ばれる建築士に必要なものは何か?
業界団体としてありがちな内向きな議論より、社会に開かれた活動がもとめられるはず。
消費者団体、司法書士団体、木材団体等、私たちの周辺にある団体との接点の構築。
次世代としての学生との関係性の構築など、これから2年間副委員長として取組む課題は多い。
今回は、日本木材青壮年団体連絡協議会の落合会長と連合会青年担当副会長の三井所副会長を交えての懇談会。5月に交付された「公共建築物等における木材利用の促進」に関する法案の施行に向けて準備すべき課題についてディスカッションを行った。業界としての課題や日本における住宅施策の課題、環境問題としての課題など利害関係が複雑な現状の中で共通の目標を見出すことの重要性や、共通の目標を持つもので構成されるユニオンの可能性など、まだ具体的な議論にはいたらなかったが、課題解決には広い視野とさまざまな分野との関係性の強化については、双方強く認識できたことが何よりである。
今後、共通の課題に対し、課題解決に向けてのロードマップの策定と目的に見合った研究会の設置などを早急に対応したい。
非常に密度の濃い2日間だった。