川沿いに建つ、コンクリートと木造からなる混構造で
地上3層のアトリエ付き住宅は、
キリシタン大名で名の知れた高槻城主、高山右近も住
んだ、大阪北部の人口37万余を抱える高槻市に在る。

特に、クライアントがアートに造詣が深く、家内の親友
でもある夫妻との重なる打ち合わせは、
1階和室広縁の奥行きを一間に、2階食堂居間のスペース
を吹き抜けに、
メダカの水槽置き場に利用するバルコニーを一間半角に、等等
施主のペースに小生が吸い込まれて意気投合できた、想いでに
残る作品の一つである。

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