遥か昔であれば廊下がきしむ音はうぐいす廊下と言って匠の技として高
く評価されたのですが、現在の住宅で床がきしむ音がしたらさあ大変
クレームの対象になってしまいます。生活者の意識もそれだけ変わって
来ているのでしょう。床が鳴る原因の1つに上げられているのが1階の
場合は床を支える束と言われる構造材ですがその束は木なのですが木は
収縮しますそして収縮することにより隙間が出来てその上に人が立つと
床が沈んで木材が擦れて音がする訳です。ですから隙間が出来ないよう
に以前では下から引っ張ったりしていたのですが今ではその束も金属製
が多く使われるようになりその高さも調節できるうにネジ状になってい
るために床鳴りが起こる事が少なくなりました。