木造住宅で注意する項目の1つとしてシロアリ対策が有ります。
木材に防腐・防蟻処理剤を塗布するか処理済木材を使用する事が公庫基
準では求められます。公庫を利用しない場合でもこの基準に沿った仕様
の物を使う事が殆どです。そして土の部分の対策ですが薬剤で土壌処理
を行う方法が殆どでしたが対策の1つとして基礎の形状をベタ基礎にす
る事も有効だと言えます。近年科学物質に対する体への影響等も注意深
く考えられ安全性が確認されていても、気持の上で使いたくないと思わ
れる方も居ると思います。そこで薬剤を使わない方法としてベタ基礎を
採用していますが、ベタ基礎の場合建物を作って行く段階で室内から屋
外に穴を開けて置かなければなりません(水道の給水や排水等の配管を
通す穴や工事中に雨水が溜まらない様にする為の穴が開けられます。)
その穴や配管した隙間からシロアリが入ってこないようにシロアリより
目が細かい網を隙間や使わない穴に貼り付けます。当然の事ですが基礎
を作る時に後で隙間が出来るような事をしてはいけません。

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