以前ウォーターフットプリントという言葉を紹介しましたが、今回はカーボン(CO2)です。カーボンフットプリントも同様人や企業の生活や生産活動に伴いライフサイクルの中で排出される量を算出されるもので、家庭では各分野毎にその量を示したデーターが有りました。それが以下に示すものです。  暖房 618.6  冷房 100.5  給湯 744.7  キッチン 213.2 照明家電1,567.7  自家用車 1,547.3  ゴミ 271.7  水道  114.1  合計 5,202.9Kg-CO2eq これは一世帯当たりの2006年基準ですが、このhpのe-デジシャクの項目で、我が家の2009年の総排出量をe-デジシャクで計算した結果は合計6,811.25Kg-CO2eqでした。データーの取り方は違うので正確な比較は出来ないですが、やはり寒冷地域であることと、車を多く使うことが数字に表れているように思いました。         また企業サイドでは、たとえば、2007年3 月から表示を行っているイギリスWalkers Crisps社のポテトチップの例をとると、次のような形式で表示されています。     過程   全体に占める割合は、じゃがいも栽培 44% 製造 30% 包装 15% 配送 9% 廃棄 2% (一袋あたり) 75g-CO2eq
このように企業は、各製品毎に、その製品のライフサイクルにそったCO2の排出量を算出して、表示している製品が増えつつあります。       同じくイギリスinnocent Drinks社のスムージーの例をとると、イギリスの1人当たり二酸化炭素排出量は1年間で7.6トン、 1日で20.8kg、そのうち13%にあたる2,700gが飲食物製品によるものであり、同社の250mlいりスムージー1本はその8.4%にあたるといしています。
日本の企業では、サッポロビールが、生ビール黒ラベルに表示している。ビールを飲む前に確かめてみては!ちなみに、CO2総排出量295gです。カーボンフットプリント.jpg