SONYが電力不足問題を受けて、夏休みに二週間規模の大型休業を考えていると発表した。7月以降の休日に出社し、その代わり電力が不足するであろう夏に、まとめて休んでしまうという考え方らしい。

なるほど、たしかに一斉に休めば工場は止めることが出来、節電に繋がるだろう。関連する企業でも、それに追随することが可能な企業は右に倣えばよい。だが中小企業はどうするのか?

SONYに納める小さな部品を作るような中小企業は、大資本の大企業と同じことをやっていては、生計が成り立たない。勿論、節電に努めることは当然だが、それでも大企業SONYと同じ真似は出来ないのではないだろうか。

仮にSONYが休んでいる間も休まずに働き、SONYが動き始めたら品物を納めたり、あるいは購入したりすることで問題なければ良いのだが、本当にそれで大丈夫なのか少し心配になる。

自分ひとりで黙々と、生産活動を行なえるような業種業態ならばよいが、なかなかそんな業種は少ないと思う。だけどSONYの節電対策案は、ひとつのモデルケースであることも間違いない。

夏の電力需要がピークになる時期を見据えて、自分の仕事・職場・家庭で、どのような節電が行なえるのかは、真剣に考えるべきだと思う。コンセントをこまめに抜くという、今やっている程度の話ではなく、もっと抜本的な対応策としての話として。

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