宮崎県の小学校のグランドに、みかんの木を植え、「威力業務妨害」の罪で逮捕された男性の話をニュースで読んだのだが、逮捕が本当に必要だったのかと疑問に感じる。

学校を管理する市の教育委員会では、1925年に土地を購入し、代金も払ったと言っているが、土地の証券登記はされないままで、土地の固定資産税も個人が払い続けていたと言う。2006年に相続でその事実を知り、学校関係者に名義変更の手続きを求めたにも拘らず、そのまま放置され続けたらい。その間も固定資産税を請求され続けていたとしたら、男性の怒りも分からないではない。

その辺りの詳細は分からないので、どちらが良い悪いは分からないが、言えることはただ一つ。土地を購入したときには、土地の所有権移転登記をするのは当たり前の話で、その手続きは大抵の場合、買った側が行うものと相場は決まっている。

土地を買うということは、何かしらの目的を持って買っている筈。そこに建物を建てるにしろ、駐車場にするにしろ、土地の所有者が第三者であるよりも、自分であった方が都合が良いのは当然の話。その権利を明確にするための所有権登記なのだから、買った側が気にするのは当然のこと。ましてこのケースの場合は、売ったのは個人で、買ったのは市。つまり購入代金は税金から出ている。そのうえ購入した土地の利用用途は、小学校のグランドとなれば、どう客観的に見ても市の対応に問題があったように見えてしまう。

確かにグランドに木を植えてしまうと言う強固手段は感心できないが、逮捕と言う行為も行き過ぎのような木がする。顛末がどうなるのかは分からないが、土地の購入あるいは名義変更と言うのは、一生の内でもそう何度もあることではないので、信頼の置ける専門家に任せて、キチンと対応することが大切ですね。


天工舎一級建築事務所
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