京都の亀岡市と隣接し、大阪の北西部にあたる緑豊かな
豊能町に惚れ、大規模開発で生まれた住宅団地の一画を
夫婦の終の住まいと決め、移り住むことを決断された、
40代後半のご主人と30代後半の奥さんが、25年前
に購入された敷地面積50坪ほどにたつ、木造2階建て
在来工法からなる3LDKタイプの専用住宅である。

1階部分は客間とLDKを独立する配置とし、2階部分は
夫婦別々で、ゆとりのある寝室と大き目のクロークとを夫
婦それぞれ並べた配置となっている。

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竣工から10年程経ったころ、同族会社の経営破たん等で
ずいぶん不安定な時期があり、施工を請け負った地元の棟
梁から「庭の植木が生い茂っていたので刈っておきました」
などと気遣いの連絡を何度か受けたことがありましたが・・
今は波を乗り越え仲良く元気で生活されているようである。