2021年 6月の記事一覧

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21年06月29日 09時11分30秒
Posted by: macchan

静岡へ自邸兼アトリエを設計して居を移して25年。
四半世紀が経ちました。

当初の3年間は、静岡から東京への新幹線通勤でしたが、
静岡で独立したのは1999年末。
その時の愛車は、第二世代オデッセイでしたが、
それを運転するのは大きすぎるということで、
セカンドカーとして購入したのがダイハツのミラジーノ。
当時のミニクーパーに瓜二つの外観が気に入っていました。

まだトヨタホームがトヨタ自動車の子会社の頃、
トヨタの仕事をしている関係で、やっぱりトヨタ系という
大人の事情もありましたが、
決め手はやはりミニクーパーそっくりのこのデザイン。

シティ、シビック、オデッセイとホンダ派でしたので、
トヨタの方からの紹介という形で、
ダイハツからホンダへ納車していただき、
私はホンダから購入という異例づくし。
古き良き時代のできごとでした。

あれから19年。。。

故障一つせず、しっかり走ってくれて、
消耗品こそ、何度も交換しましたが、
何一つ大きな故障は起きませんでした。

ところが今年、マフラーからの異音に気がつき車を見ると、
何と、車の下でマフラーと排気筒との接続管が腐食して
2つに分離しておりました。。。(;゚ロ゚)
取りあえずマフラーを撤去して、
床下排気は、この辺りだとパッキンが処理されていて
排気ガスが車内に入ることはないですとの
整備担当者のお話でしたが、
エンジンの異音やブレーキなど、そろそろ大幅なリペアを
行わなければ限界に近かったので、
安全装置が充実して今年5月にビックマイナーチェンジした
本場デザインのミニクーパーへの乗り換えを決断した次第です。

こうして19年間お世話になったミラジーノ。
本当によく家族を支えてくれました。
どうもありがとうございました。
デザインはブレずに、またこのデザインと共に。

MINI静岡さん、末永くどうぞよろしくお願いいたします。
http://www.shizuoka.mini.jp/ja_JP/home.html

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21年06月16日 18時29分38秒
Posted by: macchan

沖縄・久米島の小島よしおさんのお母さんのお店の
リフォームを初めて手掛けたのは、2010年始めでした。
・人前で服を脱ぐ店
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/old/list/d00033gian.html

今思えば、八丈島から続く離島リフォームの二年前、
島の匠シリーズを占うかのように。。。
・大改造!!劇的ビフォーアフター廣江家・Special Thanks!
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201207/article_14.html

久米島では完成撮影の前日まで飾り付けをおこなって、
その時に家族で訪問して、子どもにも手伝ってもらい、
22時頃に完成したのも懐かしい思い出ですが、
当時小学校2年生のその子も
来年から社会人とは、月日の流れは速いですね。

・ビフォーアフター番外編・小島よしお編放映前日。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201004/article_16.html
・大改造!!劇的ビフォーアフター小島よしお編・Special Thanks!!
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201004/article_18.html

普通は、それで終わりとなりますが、
お店の入っているホテル自体が取り壊されるということになり、
まだ4年しか経っていないので、
それを移築するという番組史上初めての前代未聞の展開となり、
移築リフォームを2ヶ月間でおこなったのが、2015年のこと。

・営業再開を急ぐ店
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/old/list/d00151fhla.html
・大改造!!劇的ビフォーアフター小島家Ⅱ・Special Thanks!
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201503/article_3.html

その放映の時に、予算と時間的制約から
屋上については触らなかったのですが、
番組でも、所さんがこれは屋上もやらないとなぁ。。。
と言われていたのですが、
そこを番組が見逃すはずもなく、
わずか4ヶ月後に、今度は二週間でリフォーム(;゚ロ゚)(;゚ロ゚)

・繁盛しすぎて困る店
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/old/famous/d00160lsvh.html
・大改造!!劇的ビフォーアフター小島家Ⅲ・Special Thanks!
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201508/article_2.html


しかし、私もそのことは見越していました・苦笑
写真のように、前面の庇の構造体を屋上に大きく延ばしており、
これを台形トラスとして、屋上上屋ができるように考えていましたが、
まさか、4ヶ月後になるとは想定外でしたが、
それはそれで、運命的ですね・苦笑。

楽天のオープン戦を小島さん親子と観戦して注目されたり、
久米島紬を織ったり、
誕生日をいじられたり、
肉離れになって松葉杖で久米島入りしたり、
財布を無くして、久米島警察のお世話になったり、
久米島からの飛行機が遅れて、
那覇空港で、私だけバスに乗って飛行場を移動したり・・・
本が書けるくらいのエピソード満載でした・笑

この2年間は頻繁に沖縄へ通いましたが、
最盛期には、月6回沖縄へという
静岡へは、ちょっと仕事で戻り、直ぐとんぼ返り。
久米島空港では、警備員さんに匠お帰りなさい・・・と。

さすがに静岡から番組だけのために通うことはできませんが、
ちょうど、この前後2年あまり、
沖縄本島の恩納村で、RC造の住まいの現場監理があり、
それと連動する形で、何とかできた次第です。

・沖縄・恩納村の別荘
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201712/article_5.html

この現場の施工を担当していただいた大興建設さん、
小島さんお店と波照間島も併せて担当してもらい、
本当にお世話になりました。
https://www.taiko-c.co.jp

この時は、すでに波照間島のリフォームが決まっていて、
ムシャーマのお祭りの先行ロケでおこなわれておりました。。。
ミルク様も懐かしい。。。

・雨も土も降る家
https://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00170dlfa.html
・大改造!!劇的ビフォーアフター宮里家・Special Thanks!
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201603/article_1.html

こうして完成した小島よしおさんのお母さんのお店ですが、
沖縄料理が美味しいこと。
久米島でキャンプをはる楽天の選手も多く訪れます。
そして、お母さんがこれまた楽しい方ですので、
家族でお邪魔したり、
子どもだけで旅行でお邪魔したり、
小島さん親子と仲良くさせて頂いておりました。

そんな小島さんのインスタに、静岡の八幡山でランニングとあり、
静岡なんですか?と連絡を取り合い、
新幹線での帰京でしたので、静岡駅で5年振りの再会と
懐かしいお話をさせていただきました。

お忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。
今度は、ゆっくりとアトリエにお立ち寄りください。

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21年06月08日 16時34分01秒
Posted by: macchan

静鉄ホームズの技術力・パネル化による躯体工事のお話しは
前回お伝えしましたが、
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202106/article_1.html

数多くの私の物件で証明されているその技術力を信頼した上で、
どこまでやれるかを打ち合わせでご相談。

それは、まぁ、所定のランバー材を使うのであれば、
図面があればできますが。。。とのご回答。
まぁ、やって欲しい懇願顔を前にしては、
そう答えるしか無かったかもしれません・苦笑。

今回は、階段室の中壁を206平使いの壁として、
階段幅をより確保したかったことと、
一部に集成材404が入る204壁と添えて、
梁を受ける必要があったので、いずれにしても必須の壁。

かつ、構造用モイスTMを先張りして強度を出す。
さらに、回り階段の段板を支える集成材404を
ポスト柱として設置して、造作の受け材とし、
その頂部が、回り階段の中に少し出て、
その上から、縦手摺が始まるようにする。

さらに立ち上がった壁頂部を1/4円に加工する。
そして、階段手摺を受ける受け金物の下地も設ける。
これらすべてを建て方の躯体工事としておこなってもらいました。
言葉にすると、よく分かりませんが、
図面と実際に立ち上がった壁をご覧いただくと、
よくお分かりかと思います。

期待以上の出来映え。
これには、監督・造作大工さんも感心していましたが、
私曰く。。。
躯体でここまでやるのですから、
仕上げは、それ以上の仕事が求められますよ・・・と…(;゚ロ゚)

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21年06月07日 10時24分04秒
Posted by: macchan

日本時間、6月8日午前2時から始まる
WWDC2021開発者会議。

通常は時期OS,iOSの発表ですが、
やはりサプライズでの新型ハード発表に期待が高まります。
上位版の30”iMacか、14”MacBookProに期待です。
さて、どうなりますか。。。

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21年06月03日 18時01分51秒
Posted by: macchan

静鉄ホームズの技術力・パネル化による躯体工事のお話し。
https://www.shizutetsu-homes.co.jp

躯体を担当していただく静鉄ホームズさんとは、
昨年放映された静岡市内の黄金みどり茶園さんの
ポツンと一軒家と大改造!!劇的ビフォーアフターの
初コラボ物件も担当していただきました。

・ポツンと一軒家・大改造!! 劇的ビフォーアフター佐藤家・Special Thanks!
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202003/article_9.html
・静鉄ホームズ・劇的ビフォーアフター現場スタッフブログ
https://www.shizutetsu-homes.co.jp/staffblog/topics-10650/

今回の住まいは久しぶりの枠組み壁工法。
元々この工法が多かったのですが、
・静岡・伊豆高原の別荘
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201712/article_4.html

最近は、Jパネルを使った在来工法の落とし壁工法が
続いておりました。

・Jパネル住まいの設計施工ポイント
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201706/article_13.html
・Jパネル住まいの設計施工ポイント2
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201707/article_1.html
・Jパネル落とし込み構法商品住宅『木香の家』
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201707/article_2.html

在来工法に比べて、構造的特性から躯体の気密性を高めることが
容易な枠組み壁工法ですが、
そこは、施工精度が整っていることが前提です。
今は枠組み壁工法でもパネル化が当たり前ですが、
パネル工場での事前打ち合わせは、欠かせません。

本体工事は、富士の平和建設が担当しておりますが、
躯体工事は、私の住まいを数多く担当していただいている
静鉄ホームズ(旧片瀬建設)の大井川フレイミングセンターさんが
担当してくれました。

このJV施工は富士の住まいでもおこなわれたことがあり、
住まい見学をさせていただくと、
住まい手同士が知り合いという奇遇な縁もありました。
・富士 吉原の家
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201712/article_7.html

通常の住まいの約2棟分の規模があり、
ほぼ平屋建ての中に中庭と一部2階があり、
吹抜や折り上げ天井など、複雑な構造形式となっていて、
打ち合わせに際しては、模型をはじめ
先行して軸組図や軒先詳細図を描き、
静鉄ホームズ側でも、躯体の3D設計をおこなってもらいました。

この3D設計は、パネル製作機械とも連動するとのことで、
私のBIM設計のVectorworksarchitectに取り込んで、
より躯体の内容を確認することができました。

また建て方の前に、床下の設備配管工事が完成していますので、
その床から立ち上がっている給排水冷媒ドレイン配管も、
きっちりと必要なパネル下枠に穴を空けて納めてくれます。
ドリルで穴を空ける時も袋を併用して木くずが落ちないように、
その都度周囲の清掃は適宜おこなわれますが、
不要なゴミを出さない配慮ですね。

いつもながらのパネル施工精度ですが、
いつも感心するのが屋根パネルの施工。
片流れ屋根の谷部、その中から少し立ち上がった片流れ、
片流れと切妻への架構形式の切り替えなど、
難しい取り合いも、難なく立ち上がってきます。

この辺りは、躯体架構の打ち合わせを重ねてきましたので、
安心して現場監理をしていられます。
建て方中は、一日中足場の上や現場に張り付いて、
躯体状況を確認するのが、いつもの私の流儀となっています。

今回の建物は、壁量計算上に南棟、北棟の2つの建物として
計算されていて、南棟に接続する2台ガレージも含めて、
それぞれ3区画が構造成立する構成となっています。

ガレージは、母屋の建て方時のレッカー据付場所となるため、
母屋建て方終了後に、ガレージベタ基礎施工、
ガレージ建て方と二段階方式となっています。

スパン6.3mをとばすのは、オーシカさんの木質Ⅰビーム
TJI(ティージェイアイ)と側根太・端根太・転び止めに、
LSL(ティンバーストランド)を使用しています。
http://www.oshika.co.jp/business/reserve/ew_tji.html

こうして2回に分けて40日の間におこなわれた建て方は、
母屋が床土台から屋根までがレッカーで6日間、
ガレージの建て方ユニックで3日間で完成しました。
それぞれの屋根架構最終日には、
ルーフィング施工も追っかけで入って、
建て方完了と同時に、ひとまずの雨仕舞いが
完成するので、その後の雨の心配もありません。

今年は、早めの梅雨入りとなりましたので、
ガレージの建て方は梅雨中でしたので、
天候をにらみながら、中断して施工日を調整しましたが、
大井川フレイミングセンターさんの他の建て方との
タイミングを調整して、無事完了しました。
今回もお世話になり、ありがとうございました。

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