昨年、住宅の設計でお世話になった大分のお客さんが、写真を送ってくれました。

昨日は関東も大雪でしたが、大分もかなり雪が降ったそうです。

昨日、別の太宰府のお客さんと電話した際には

雪は降っていないとのことでしたので、九州もやっぱり広いですね・・・。

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大分県竹田市 Nさん撮影)

「ゴロゴロ」と雪の音の聞こえてきそうないい写真です!

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(大分県竹田市 Nさん撮影)

家づくりの設計の際には、お客さんのお話を伺いながら・・・

季節を含めた日常の生活のシーンを、想像(妄想?)しながら考えますので・・・、

実施設計の作図の期間(約一ヶ月程度)は

頭の中では、その家族になりきって図面の中を歩いています。

「小学校からの下校してきたボク、玄関に行かず直接リビングの窓からあがってみる。」

「雨の日、買い物から大きな袋を持って戻ってきた時、とりあえず荷物はここに置きたいな〜。」

「風の強い日、2階のデスクの窓から竹のサワサワが聞こえてくる・・・」

「朝、起きてみると曇りでいつもは見える山が見えない・・・。」

「日曜日、遅い朝食の後、こたつで新聞を読んでいると娘の練習しているピアノの音が聞こえてきて、
ちょっとウトウト・・・。」

「冬、太陽の位置が変わるし、薪ストーブが暖かいので、ダイニングの位置を移動。」

「春、リビングの窓から、落葉樹の新芽が日々変化するのがたのしい・・・。」

「子供が風邪を引いてしまっていつもと違う部屋で寝る。」

などなど・・・。意外に結構、細かいんです。


なので、お客さんから日々の写真を送ってもらうと

こちらも想定していなかったことをいろいろ気づかされたり、

逆に「おっ、気がついてくれたなぁ〜。」など感じたりと

家を通じて、対話させてもらっている気分になります。



今回は「なるほど・・・そう来たか!」という感じでした(笑)。