昨年完成した太宰府の住宅ですが

二期工事の独立車庫と庭の工事が終了したので、確認のためお宅にお伺いしました。



建物が完成した当時は、まだ庭を含めた外構工事が手つかずの状態だったのですが、

今回、出来上がったお庭や車庫を含めた「屋敷全体としての風景」を拝見して、

改めて戸建て住宅の風景をつくる上で、庭(樹木や草花)の力を感じました。



ちょうどお伺いした季節も木々の芽吹きの季節でしたので、

さらに強くその力が感じられたのかもしれません・・・。

どこにカメラを向けても・・・

人物や建物、その佇まいがホントに絵になるというか・・・キレイな写真になります。

庭に植えられた木々もかなり大きく立派で、種類も様々。

私の知らない樹種や草花も多くあったのでお客さんに尋ねたところ、

植木屋さんが二年くらいかけて山々で探されたそうで、

この庭のために採っておいた珍しい木々や草花もたくさんあるそうです。

庭を見ているとそれを創った植木屋さんの熱気というか意気込みがとても感じられます・・・。

(現場監督さんの持ってきた「たいやき」に喜ぶ子供たち・・・笑)

庭がない時は、唐突にポツンとあるような状態だったデッキテラスも

建物(土間空間)や庭と緩やかに繋がり、これからの生活で活躍しそうな予感・・・。

before(お庭完成前・・・)

after(お庭完成後・・・)

 雑誌 「チルチンびと」 2014 冬号 松尾邸掲載号

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