現在築28年が過ぎた小生のオフィス併用住宅(1階RC造2・3階W造)を新築した翌年隣接する元水路の払い下げを受け、道路と隣地の境界に沿って、RC打放し壁構造フレームで囲い、楠や棒樫などを植え成長を楽しんだ4年後、外壁(2・3階)の吹付タイルをライトグレー色からブラウン系のツートン色にイメージチェンジした5年後、庭のスペースを使い副収入を得る為、S構造(平屋)の店舗コインランドリーと賃貸用ワンルーム(一戸)を増築した2年後、所員用の駐車スペースにオフィスを移しその跡に賃貸用ワンルーム(二戸)の模様替え工事をした3年後、娘の縁談を機に2階ダイニングの床をフローリング張からタタミ敷きに、テーブルから座卓に替え、リビングを含むアルミサッシ開口部の内側に引違イ障子戸を取り付ける等々リニューアル工事した7年後、オフィスを削って駐輪場(3台)と縮小に伴うアトリエの改装工事に踏み切ったのが、今から6年前であった。
特に
このような工事が繰り返された所以を想像すると、どうやら建物の用途に潜む、経済型ウイルスのベクトルが強く作用するためではないか?と思い、大好きな作家・林芙美子さんに尋ねると、「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」故に、今を存分楽しみなさいと返ってくるだろうなと感じたのは、ついこの頃である。