入選すれば副賞としてヨーロッパ旅行が叶うとの魅力に誘われチャレンジした、伊藤忠不動産主催による広島県の宮島台住宅博・実施コンペは、小生が20代後半で長女が生まれた年に参加しましたが、残念ながら入選者12名に届かず佳作に終わり悔しい思いで、設計図案が展示された会場に足を運んだ記憶があります。
特に
この時代、設計事務所の看板を上げれば、容易にクライアントからの設計依頼が舞い込むとの勝手な妄想の結果、不安定な生活で悩み苦しみ、家内にも経済的・精神的負担を強いていた時期でしたが、このコンペの結果自分の実力に目が覚め、生活優先の方向に舵を取り、貧乏との決別に向けて強く決断する機会を与えて貰ったことに、いまだに大変感謝しています。