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初期に出合った写真の建物は、直営的要素が強く、
ゼネコンがする仕事も多く含んだ設計監理作品でし
たが、感性を深める余裕もなく、ただ小生の浅薄な
理性を優先した軌道を、建基法の検済駅,風営法の
許可駅も通過し開店までたどり着きました。その時
オーナーから「ほんの少しデザインの配慮したのね」
と労いの表現をいただき、楽な技術に頼った工事中
のおもいと絡み、複雑に感涙した記憶が懐かしくよ
みがえります。


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