放浪期の区切りとして参加した日本建築学会主催
による郷土美術館コンペは支部段階で落選となりま
した。小生の設計軸とする3論「(A)公共施設に
観る方法論、(B)産業施設に観る機能論、(C)
商店施設に観る造形論」葛藤の末、(A)論に重
点を置いた作品となりました。敗因は設計主旨
説明文が説得力に欠け、表現力にも問題があ
ると解り以後、解りやすい言葉の克服に向けて
努力する貴重な体験となりました。