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<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の瑕疵担保責任保険及び設計事務所としての基礎配筋の検査がありました。
今回は耐圧板を地中梁上に載せているために、実質的には地中梁配筋検査です。地中梁自体に特筆することはありませんが、今回のすぐれものは、「ベースパック」的なものを作ってしまったことです。専門的になりますが、「ベースパック」というのは鉄骨の柱を地中梁に連結する時の既製構造部品です。20年以上前はこの部品を使わずに施工していたものなのですが、柱の垂直性を保ったりする、配筋のおさまり等が面倒くさく、現在ではほとんどの現場でこれを取り入れています。
ただし、以外にこの「ベースパック」が価格が高いのです。前のブログでも書きましたが、工事金額調整が厳しかったので、鉄骨屋さんの矢田部鉄工さんから、「ベースパック」的なものを鉄骨屋さんが作ってしまえば、一か所あたり半分以下の金額になるというすばらしい提案があり、取り入れることにしました。下の画像がそれです。構造家の贄田さんにも好評です。

アトリエラビリンス建築環境設計