大阪で見かけたこの都会に不似合いな杉の大木。
ここには写っていませんが生えている足元は花壇です。おそらくもともと花壇にふさわしい中くらいの木だったのが、年月とともにどんどん成長を続けて、今日の姿になったのでしょう。たくましい成長力に驚きます。

同じビルの屋上にはこれまたジャングルのような植栽群が、ビルを占領する勢いで我も我もと顔を出しています。
本来ビルの屋上にあまり厚い土を載せると重くなって、構造的に不利なのでせいぜい50cm位しかない場合が多いのですが、この木の茂り具合ではその厚みも厚いことが予想されます。

建築は人工物ですが、木は自然のもの。対比的なこの光景はそのせめぎ合いを示していますが、このビルではどちらが最終的に勝ちを収めるかは予想がつきますね。