昨日、一昨日とコストに関する情報をお伝えしました。今日は建築相談で必ず質問にある住宅建設コストについてお伝えします。住宅計画の依頼先はハウスメーカー、地域工務店、設計事務所など様々ですが、依頼先別の建設総予算を解説いたします。

設計事務所の住宅は高い。これは一般の方々の認識のようですが実は違います。中には高価な住宅もありますが、相対的にみると設計事務所の住宅は決して高くはありません。ざっくりしたお話としては中堅ハウスメーカーと同程度のコストで建設が可能です。

建設予算は建物本体工事費だけではなく付帯工事や諸経費、設計監理費や消費税などを合算したものです。依頼先別の建設予算を試算したものがあるのでご紹介しましょう。建設地は東京、神奈川を想定しています。またハウスメーカー住宅は述べ床面積100m2(30坪)で試算しました。設計事務所では1割程度のコンパクト設計が可能なので延床面積89m2(27坪)で試算しています。
 ・ローコストハウスメーカー :2170万円
 ・中堅ハウスメーカー    :2650万円
 ・大手ハウスメーカー    :3140万円
 ・地域工務店         :2650万円
 ・森建築設計(スケルトン)   :2380万円
 ・森建築設計(中仕様)   :2670万円
 ・森建築設計(高仕様)   :2900万円
 ・他の設計事務所(中仕様):2700万円

一般の方の認識と実際の違いはどこから生じるのか?
まずはハウスメーカーが広告等で公表している工事費(坪単価)に惑わされていることがあります。ハウスメーカーが公表している坪単価は純粋な本体工事費であって外部給排水工事費や照明器具などは入っていません。また多くの工事項目をオプション扱いとしているので最終的な坪単価は公表価格から15万円程度上がるのです。二つ目は先に説明した延べ床面積の違いです。同面積で比較すると設計事務所の方が設計監理費分高くなりますが、設計事務所ではハウスメーカーよりも1割程度面積を縮小させながら広がりのある空間を作ることができるので結果的に中堅ハウスメーカーと同程度の予算で建設することができるようになりなります。

いかがでしょうか。中堅ハウスメーカーと同程度の予算で建てられるなら、施主の立場でデザインや現場監理をしてくれる設計事務所へ依頼したほうがいいとは思いませんか?
一昨日のブログではランニングコストを10年で120万円削減させる住宅のご説明をしています。是非ご覧ください。

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