こんにちは。
さて、今日から建築士ブログ.comにて、大きな暮らしができる小さな家をつくるブログを始めようと思います。

さて、記念すべき第一回目、何を書こうと考えました。
衣食住といいますが、食事よりも洋服よりも、住まいはあなた自身となるのではないでしょうか?
なぜなら、、住まいはあなたの居場所であって、あなたがもっとも素の自分でいられる場所なのだからです。
だから、住まい=家を大切にできる人は、自分を大切にできる人だと思います。
そう考えますと、多くの人が「人並みの持ち家」ではなくて、「私らしい家や部屋」を考えはじめたのは、素敵なことだと思います。

家具や証明器具などのインテリアに、ファッションと同じように「私らしさ」を求める人。
お仕着せのプレファブではなく建築家に設計を頼んでみようかと考える人。
床や壁を自然素材にしたいと改装する人。
・・・・・・・。

でも、せっかく思いどおりの家を建てても、いごこちのよいインテリアを整えても、じっさいに家にいる時間がどのくらいあるんでしょうか?
いまはあまり使わない言葉だけど、「ベッドタウン」とはよく言ったもので、僕はこの言葉を聞くたびに違和感を覚えます。
いまでも、働いている人や学校に通っている人の多くは、家は寝に帰るための場所でしかないのだろうか。
かく言う自分もそうなのかもしれません。
でもそれは残念なことなのです。

せっかくいごこちのよい家を作ったなら、そこに居なければ。
家にいることで、ますます家のことがわかってきます。
どうすればもっといごこちがよくなるのか、「気づき」があります。
「家にいる」だけで、おのずとあなたの家はいごこちよくなるものです。

さあこんな感じで、住まいについて現場のレポートを交えながらみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
住まいに興味のある方、住まいで何か悩んでいる方、どんどん参加してください。
参加してくださった方の中から抽選で、「理想の家づくりは設計事務所探しから」という本を進呈いたします。