建築を学び始めたころ土木は㎝、建築は㎜という概念で考えると教えられた記憶があるが
さて環境はどのような概念でとらえればよいのだろうか?
生物学とか、生態学等の領域まで踏み込むとミクロ、ナノ等々ということになるのだろうか。

設計にあたっても最小単位は、㎜ 部分と部分の総計を㎜で表現しその中に
便利なクリアランス寸法としての㎜
これを便利な概念、おさまりとしての概念として、当たり前のこととして使っている。

今シックハウス対策等において建築資材の選定、スペック等の判断において生物学とか、生態学等の領域まで踏み込むとミクロ、ナノ等々となれば大変なことである。
しかし我々はあまりにも次々供給される部材等について情緒的な採用に終わっているのではないかと思います。

食物、科学、の世界では当然もう少し突っ込んだ検証を要求されているが、建築資材の
中で自然素材といわれるものでも深い情報開示、を必要とされるのではないか?

我々設計者としてもある程度突っ込んだ理解力を深めていくことが、真の説得力、信頼を
得ることになるのだろうと思うところです。

写真は前回に続く養豚場周辺のにおい環境対策、洗浄環境対策をバイオ、光触媒等によって解決するというコンサルティングに同行したものです。

勉強と刺激になります。
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