2013年 4月の記事一覧

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13年04月25日 11時02分07秒
Posted by: macchan
ZiG発売1.jpg
昨年の10月あたりからサンプルが、
一部コアな関係者向けに出荷され、
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201210/article_18.html
試験運用を重ねてきました、
タニタハウジングウェア製ガルバリウム鋼板外壁、
新型『ZIG/ジグ』
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid87.html

これまでの私の外壁でも、
K型という凸凹タイプか、縦ハゼ葺きしか選択肢が
ありませんでしたが、
プリーツスクリーンを思わせるフォルムと
三角形の頂部を平にした形状が、
伊礼さんとの試行錯誤の賜物。

併せて、タニマットカラーのマットコーティングが、
紫外線ビームに有効な装甲・・・これは想像・笑。
新型『ZIG/ジグ』は、やはり3倍イイ質感、
価格は・・・、今後の展開次第か・苦笑。

そのカタログが発表されて、
いよいよ地球圏に正式ロールアウト。
開発には、長い時間と形状並びに役物研究、
そして試行建設とその苦労のあとが伺えて、
その質感に、十二分に活かされています。
関係者の皆さん、どうもお疲れ様でした。

『ZiG』の i は
自分らしさの i
出逢いの i
そして
大切なものへの『愛』

こういう言葉が添えられる建材はちょっと見あたらない。
それだけの想いで創られたということでしょう。

これからはその想いが、
それを活かす設計者の手へ委ねられます。
やっぱり、バックのスタンダード半丸が合うよなぁ。。。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid37.html

新型『ZIG/ジグ』
ザクとは違うのだよ、ザクとは!

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13年04月22日 09時37分01秒
Posted by: macchan
国吉田スケッチ.jpg
最後の予算折衝と細部の見直しが進む国吉田物語。
産みの苦しみですが、
それが、良い住まいへの通過点と思えば、
前向きに取り組めるというものです。

より施工しやすい工夫やデザインの簡略化、
素材の吟味やその表現など、
設計側での提案はもちろん、
工務店からの提案と努力、
昔の先輩のネットワーク活用など、
色々な知恵を結集して、大詰めを迎えます。
豊田セントラル11.jpg
豊田物語は、実施設計の真っ最中。
細部の詰めと同時に、
セントラル冷暖房のダクト計画と構造との詰め、
さらには、温熱環境の均等分布と
環境外との断熱処理など、
こちらも、ヒートショックのない住まい環境へ向け、
実施検討を継続中。
ナハテラス軒.jpg
そして、恩納村物語。。。
ダブルスタンダードという不可解な事象に遭遇も、
こちらも、前向きに取り組むべき視点が、
見えているので、その状況を見守りつつ、
着々と実施設計進行中。

沖縄という住環境、強風域、塩害対策、
日射侵入と通風計画など、
できるだけ自然なローテクを基本にしつつ、
最新設備の導入とセキュリティ対策。

さらに、風土にあった自然素材の活かし方、
温熱環境の考え方などなど、
こちらも、また違った角度からの検討が、
面白いプロジェクト。
名古屋樋.jpg
池田山スケッチ.jpg
工事が順調な名古屋物語、
基本設計へと移行の池田山物語、
あとは、那須塩原計画・・・か。。。
那須塩原.jpg

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13年04月08日 19時17分53秒
Posted by: macchan
国吉田木拾い.jpg
しずおか木の家推進事業から
助成金を受けるためには、木拾いをおこない、
その木材等使用量を計算して、それぞれの
しずおか優良木材認定工場29社から、
木材を購入しなければなりません。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-380/sundeyoshi.html

このための構造躯体の木拾い作業ですが、
これは、設計者がおこなうべき作業。
工務店側も拾いますが、これにはWチェックの意味と、
効率的な構造架構を考えるためにも、必須ですね。

しかし・・・、老眼にはチト辛い作業・苦笑。
こうしておけば、現場での木取りや仕口、金物加工を
よりスムーズに、大工さんと打ち合わせすることができます。

さらに、4月から始まった林野庁の木材利用ポイント制度。
http://mokuzai-points.jp/
地域材活用によるポイントは、
この作業で、即併用、申請をすることができるので、
今年は、地域材の在来工法当たり年です。

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13年04月07日 17時59分25秒
Posted by: macchan
池田山sec1.jpg
住まいのインフォメーションを元に、
規模と予算のバランスを検討してきた静岡池田山物語。

無事、最初のプレゼンを経て、
より具体的な検討へ移行。

恵まれた環境をいかに住まいの生活の中に取り込むか、
風致地区だけれど、密集地という条件への挑戦です。
桜丘スケッチ1.jpg
静岡国吉田物語に続く、国産杉Jパネルを使用した、
落とし板壁工法による住まいづくりです。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201303/article_17.html

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13年04月05日 10時11分31秒
Posted by: macchan
自立研必読本.jpg
現行の省エネ基準は、1999・平成11年および15年の
次世代省エネ基準となりますが、今年2013年10月より、
改正省エネ基準2013に切り替わります。

これだけみても、なんだか複雑ですが、
簡単にいえば、断熱等級4という最高ランクの仕様は、
今年9月をもって廃止されて、10月から新基準に切り替わるというもの。
但し、経過措置として2015年3月までは、並行して継続されます。

では、具体的にはどうなるかというと・・・、
そのための講習会が、現在頻繁におこなわれておりますが、
こちらの一次エネルギーと外皮基準を以下のソフトを使って、
計算しなければならない。
・一次エネルギー消費量算定プログラム
http://house.app.lowenergy.jp/
一次エネルギー消費量1.jpg
その内容は、暖冷房、換気、給湯、照明、発電の6項目におよび、
それらをすべてエネルギー消費量MJ/GJ
(メガ/ギガジュール)として算定。

とにかく、入れるべき数値がどういう意味かも分からないと、
数値の入れようがないという代物で、
こうしたことに、まったく触れてこなかった設計者には、
おそらく、ちんぷんかんぷんとなってしまいます。

設計する側が、感覚ではなく、数値目標として、
省エネルギーを認知して、それをクライアントに提示する
時代になるということです。
今回の改正省エネ基準には、自立循環型住宅研究会の
活動によるフィードバックが多く採用されています。
http://www.jjj-k.com/index.htm

自立研メンバーとして、まだまだ精進しなければなりません。
今月の関東ゼミも、そういう意味ではタイムリー。

静岡で独立を始めて13年目ですが、
ペアガラス、通気工法、高気密・高断熱、庇による日射処理を
当初から標準として取り入れてきましたし、
断熱等級4は標準としてきました。

しかし、16年前に建設した自邸をざっくり計算すると、
当然のことながら、基準をクリアできません。
シングルガラス、木製建具、旧基準の断熱性能では、
省エネ改修が、必要となります。灯台もと暗しですね・苦笑。
省エネルギー性能1.jpg
しかしながら、ダイレクトゲインによる太陽熱の取り入れと排熱、
庇や庭の落葉樹による夏の日射侵入のカット、暖炉など、
自然との共生を取り入れていますので、
生活環境としては、悪くはないですが・・・。
アトリエM2013.jpg
これからは、以下のページに頻繁にアクセスすることになります。
・独立行政法人 建築研究所
http://www.kenken.go.jp/
・一次エネルギー消費量算定プログラム
http://www.kenken.go.jp/becc/index.html
・一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)
http://www.ibec.or.jp/
外皮性能計算シート1.jpg

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13年04月03日 15時42分36秒
Posted by: macchan
木造利用ポイント1.jpg
地域材活用の助成事業は幾つかありますが、
平成25年度から始まる、林野庁の『木材利用ポイント』
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/riyou/130329.html

対象は、大きく3つあります。

1.木造住宅の新築、増築または購入。
対象となる構法は、主要構造部の過半に下記樹種を使用すれば、
木造軸組工法、枠組壁工法、丸太組み構法どれでも。
スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ、アカマツ、
クロマツ、リュウキュウマツ。

対象地域材は、都道府県等により産地が証明される木材、
認定森林からの産出される木材。

2.内装・外装木質化工事として、
床、内壁、外壁に一定面積以上を使用する工事。
床及び内壁では9m2以上、外壁では10m2以上

3.木材製品、木質ペレットストーブ等の購入。
※対象製品は、現在検討中。

1.2.の上限は、各30万ポイントで、
先日の説明会では、併用可能とのですから、
合わせて60万ポイント超のポイントが得られることに。

まだ申請書もできていないので、詳細は未定のようですが、
昨年度3月に契約した人は、悔しい思いをすることになりますね。
今年度に木造住宅を建てる方、活用必須のポイント制度です。

・木材利用ポイントの交換商品
①地域の農林水産品等
②農山漁村地域における体験型旅行
③地域商品券、全国商品券・プリペイドカード
(食品・食事券(お米券・お肉券等)を提供する事業者以外は、
 森林づくり・木づかい活動に対する寄附を要する。)
④森林づくり・木づかい活動に対する寄附
⑤特定被災地域に対する寄附
⑥即時交換(木材利用ポイント対象の工事以外の
 木材を使用した工事の費用に充当)
※ 全国商品券・プリペイドカード
(お米券・お肉券等事務局が別に定める食品・食事券は除く)への交換、
 即時交換を行う場合は合計で、木材利用ポイントの50%が上限。

<木材利用ポイント事務局ホームページ>
http://mokuzai-points.jp

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