久しぶりに訪ねた地上7階建て共同住宅は、阪急電鉄のターミナル駅梅田から南西に向かって約5キロ、南海電鉄のターミナル駅難波から北西に向かって約5キロの交点辺り(大阪市此花区春日出中)に位置し、住・職・遊バランスのとれた区として発展していくことが期待されている活気ある町である。
築19年になる建物は、管理サービス会社により清掃をはじめ行き届いたメンテナンスと13戸の住人への親切な規約・伝言等の対応がなされ、入居率も高く保たれているようで安心しました。
特に
外観パース提示時のバルコニー手すり・両端部のR加工の取り止めと手すり子デザインの一部変更と重量感を強調したバルコニーを含む正面外壁仕上げ材料の御影石調シート張りを取りやめ小口タイル張りに変更等々は、収益物件に欠かせない利回り優先によるものとはいえ完成した外観は、当初のイメージからすると夢物語に終わり、反省点の高い作品となりました。