山里の豊能町切畑にある農園に向かう。名門追手門大学近くの自宅から北に延びる山麓・府道109と114号線を蛇行しながら、木々豊かな山々とすそ野に広がる田園風景が四季折々で美しく変化する景色を車窓から眺めながら時折、オシャレな道の駅に立ち寄り地元農家の新鮮な野菜をはじめ栗などの果実、味噌・米パンなどの加工食品を買い求め併設のレストランで、ふるさと料理に舌鼓をうち、カフェテラスの前を流れるせせらぎに架かる橋の上で川面に向けて手を叩くと、餌付けされたであろうかタモロコが寄って来る。幼少期の懐かしい思いに耽る。
やがて走行距離14キロ辺りで「湯谷口」のバス停のある三叉路が見えてきたので右折し狭くて上りのきつい町道に入る。ゆったりとした間隔で並んである三軒の民家を過ぎてすぐ左に急カーブのハンドルを切ると目の前に、23年前植樹した八重桜が突然姿を見せる。
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特に
同時期に鉢植えの梅をこの地に植え替え、豊かな収穫期をいつかと夢見ながら待ち続ける原因の一つが「桜切る・・梅切らぬ・・」との剪定の鉄則を後年に教わり、毎年大胆に枝を切り落としても伸びる力強い生命力に感心する。みんなにお裾分けできる日は来るのだろうか今だチャレンジが続く。