高床の家も、やっと上棟です。
全景
 和歌山県有田市では、古くから上棟の際に餅まき(コチラでは餅ほりといいます!)をするそうで、上棟式の後、高床の家でも盛大な餅まきが催されました!
 今回は、その様子をお伝えします!

果たして、どこで餅撒きの噂を聞きつけられたのか?
 餅まき予定時刻の50分も前から、ご近所の方が足を運んでくださり、開始直前には、200名を越える餅拾いの達人たちが一同に集結!
 したがって、撒く餅の量も半端じゃありません!
な、何ということでしょう!  約7mに渡る、餅をはじめとする圧倒的な品々!

 まず、餅。そしてお菓子。(現代の餅撒きには欠かせません。)食パン。(穀物つながりでしょうか?)
他にも、本当に様々なモノが一同に並べられていました。

集まってくださった方々

 私たちも、図々しく参加させていただきました!
近年、上棟式やこのような餅まきも少なくなってきていますが、改めて感じたのは、このような慣習の意義…。

 工事の志気を高め、施主さま、建築家、工務店のさらなる結束力を高めてくれる上棟式…。

 地元に感謝する心で、幸を共有し、地域との一体感を育んでくれる餅まき…。

 施主さまの思いと、建築家や職人の情熱と技で築きあげていくのが住宅(House)、地域の人に認められ、家族の拠りどころとなるのが家(Home)だとするならば、この2つが合わさって、はじめて「良き住まい」が誕生するのだと思います。

 その良き住まいをつくる上で、上棟式や餅まきは、人と人を繋げるという大きな役割を果たしているということを再認識…。  なにより理屈抜きで楽しいっ!

建物だけじゃなく、つくる過程の様々な思い出も含めて、本当の家作り…。ですよね!

投げる様子

B様、温かいお心遣いありがとうございます。
竣工に向け、気持ちを新たに頑張ります!