先日、東京の国立西洋美術館で現在開催されている「 ル・コルビュジエと20世紀美術」展へ立ち寄ってきました。
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20世紀を代表する偉大な建築家、ル・コルビュジエ。
僕が敬愛する建築家のひとりです。

 彼の国内唯一の建築作品である国立西洋美術館…。
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過去にも数度、足を運んでいるのですが、そこで、彼自身の彫刻や絵画作品が鑑賞できるとなれば、再び行かぬ訳にはいけません。。

 美術館によると、

コルビュジエは毎日、朝をアトリエでの絵画制作、午後を設計事務所での仕事に割り当てていたとのこと。

ん~。 ものスゴイ、創作エネルギー !

 会場には、コルビュジエの作品以外にも、彼と共に雑誌『レスプリ・ヌーヴォー』を創刊したアメデ・オザンファンの絵画をはじめ、彼が強い関心を寄せたという、ピカソなど、キュビスム芸術家たちの作品等が多数展示されていました。

 建築設計だけでなく、芸術全般に対しても意欲的に取組み、その思考領域を広げ続けた彼だからこそ、広い視野で「建築」を眺めることができ、

サヴォア邸など、論理的思考に基づく建築を創り出しながら、ロンシャンの礼拝堂など、感受性豊かな建築も産み出せたのか?

など、建築における技術と芸術の関係について改めて考えさせられました。。。

 何はともあれ、コルビュジエさん、良い刺激をいただきました!

 11月4日まで開催しているようなので、興味のある方は是非!