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↑ 今回はタイル張りにしました。予算的になかなか使えない材料なんですけれど。

木造住宅にタイルを貼るとなると、下地にモルタル塗りをして、さらに重いタイルを貼る・・
予算もさることながら、あまり考えない仕上げです。

今回はお客さまがタイルを是非張りたい!というので。
今回採用した工法は、下地に重いモルタル塗りは使わず、軽いサイディングを張り、
その上に接着剤で貼り付けていく、という方法。
グレーに見えている部分が、接着剤を塗った状態です。

この工法ですと、タイルの目地にモルタルを詰めなくてもOK。
もちろん、詰めてもOK。デザイン的には、目地詰めした方が重厚感が出ますが・・予算を食いますし・・。
今回は目地詰め無しの選択をしました。張りあがったときにどう見えるか。検証が楽しみです。

サイディング(90センチx3メートル程度の大きな板)にも、タイル模様のものがありますが、
しょせんインチキなので、サイディングでタイルの風合いを求めるのはやめましょう。
見る人が見れば、嘘がすぐばれる?ので、逆に安っぽく仕上がってしまって、がっかり。

コスト的には、昔ながらのモルタル下地に吹きつけ仕上げ、というのが一番有利なのですが・・
外壁にひびが入るからイヤ、という人も多くいます。

また、サイディングは商品数が非常に多く、価格帯も安いものから高価なものまで幅広いので、
今、一番使われている外壁材だと思います。やっぱり、高いものは陰影が深く、風合いがあります・・
その選択には非常に悩みます。

外壁は面積が大きいので、単価が千円違えば、すぐ何十万円の差が出ますから。
また、飽きたから張りかえるわ!というわけにもいかず・・本当にいつも悩んでいます。

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