現場進行中のお客さまから突然の電話・・・

たいていの場合、急な電話をいただく時は、現場に問題があるとき・・

で、思わず・・・『何かありましたか??』

『先生!部屋の壁紙、すっごく素敵!!』

と、とても興奮している様子。よかった、よかった。
散々悩んで決めましたものね。

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用意した壁紙や床のサンプルは100枚をくだらないでしょう。
お客さまのイメージに合わせて、こちらで荒選びしていきます。
一部屋につき3~4枚くらい。サンプル帳のサンプルは5センチ角くらいしかない
とても小さなものなので、そこからイメージを共有するのは至難のワザ。
そこで、この写真にあるような大きなサンプルを取り寄せます。

今回のケースでは、2、3箇所、最初の提案で気に入るものがなく
選びなおして、再提案。 現場に上記のサンプルを持ち込み、
窓からの光線の具合などを考慮しながら、壁紙の風合いを現地で確かめます。

悩んだだけのことはあります。
どの現場でも同じで、悩んで悩んで決めたものはやっぱり間違いがないです。
「ま、いいか」とちょっと気を許すと、やっぱりね、という仕上がりになる。
ホント現場は正直なので、怖いです。

それにしても、こんなに喜んで、息をはずませて電話をくれたお客さんは初めて、かな。
設計者冥利につきる出来事でした。

壁紙が貼りあがると内部はほぼ終了。これからは外工事の打ち合わせです。
庭にどんな木を植えましょう?!と今はその話題でもちきり。
近いうちに、植木屋さんの畑に樹木を一緒に見に行く予定です。

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